taimuのひとり言

毎日の生活の中で感じた事を 徒然なるままに・・・。

佐原へドライブ

2009-06-28 07:57:34 | 外食
 

 今日は蒸し暑い一日でした。

 先日 千葉県香取市佐原までドライブしました。

  
 水郷の様子 風情があります。

 
                                     伊能忠敬の生家
 
 「夢時庵」(ムージャン)でランチです。

 明治34年の建造物(木造建築と土蔵造り)を改装したフランス料理店です。
 ランチコース(2100円)

 
                                     かぼちゃのスープ

 
                           魚料理か肉料理を選びます。

 
 ガトーショコラ

 他にパンとコーヒーです。

 量もたっぷりで、サラダは魚介が入っていて美味しかった。
 お店の雰囲気もよく 充実したランチになりました。
 人気店らしく 平日なのに満席で 予約がなければ入れませんでした。

 佐原の町並みは 風情があり ただ古いだけではなく
 今風に改築されていて そのままお店やギャラリーになっています。

 まだまだ 行きたいお店がありました。
 近いうちに もう一度・・・、と思っています。
 

「こんな感じ」群 ようこ (著)  読書日記

2009-06-20 16:41:11 | 読書

  
 群 ようこさんの本は軽いエッセイのようなものは読んだことがありましたが
 特に 猫好きな私には つい手に取ってしまうものが多いです。

 この本は そんななかでちょうど同じ世代の3人の女性の話ということで
 読んでみました

 確かにその通り こんな感じです。
 会えば あちこち体の調子の悪い話 年老いて来た両親のこれから・・・。
 それよりも自分が老いを感じてしまうことなど
 止め処もなく 話してしまい また盛り上がってしまいます。

 この本の登場人物の3人は 実はどういうつながりの友人たちか
 書かれていませんが 仕事を持ち、自立していて 独身という共通点があります。
 そして同居したり 隣同士になっても つかず 離れず
 いい関係だな~と思います。
 女同士というと 必要以上にべったりと付き合っている人たちなど
 私の周りにもいます。でもそういうお付き合いは長続きはしませんよね。
 私には 夫も子供たちもいますが やはり最後の根っこのところは
 一人だと思います。 
 
 この本は 事件が起こるわけでもなく、淡々と書かれていますが
 それだからこそ すぐそこにある日常生活を感じることができます。

 でも 一人になっても信頼できる友人が そばにいてくれたら
 心強いですね。
 
 また私も 誰かから そんなふうに頼られる存在であり
 信頼される人間になりたいものです。

「天使と悪魔」

2009-06-14 22:45:54 | 映画


 宗教象徴学の権威、ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、
   秘密結社・イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。
   17世紀、バチカンの科学者への弾圧の陰で結成されたイルミナティが、
   今にも教皇候補の暗殺を計画しているという。
   ラングドンと科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)は、
   ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが……。(シネマトゥデイ)

  
  前作「ダヴィンチコード」は原作を読んで とても面白かったので
  期待して映画を観ました。わりと原作に忠実に描かれていたので
  そのぶん分かりづらかったように思いました。
 
  今回の「天使と悪魔」は原作を読んでいない私にも
  分かりやすかったです。バチカンを中心にローマ市内で起こった話だし
  行動範囲が狭いということは 内容もコンパクトにまとめた
  ということでしょうか

  ただ基本的に 日本人は宗教や秘密結社などとは無縁だし  
  「宗教と科学」の間にある溝の深さはというのも
  理解しにくいところはありますね。
 
  細かいところはあまり気にせずに ミステリとして楽しみ、
  ローマ市内を巡り、知的好奇心を少しだけ満足させてくれる
  エンタメ作品として2時間過ごせば それでいいと思います。

  「イタリア」に行きたくなりました。 

「スラムドッグ$ミリオネア」

2009-06-06 22:59:40 | 映画


 あらすじ
  テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、
  賞金を獲得したジャマール(デヴ・パテル)だったが、
  インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと
  不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、
  この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、
  真実が明らかになっていく。(シネマトゥデイ)

 アカデミー賞の作品賞や監督賞など 主要部門を取った作品。
 私も 期待して観ました。

 先日観た「グラン・トリノ」のように感動
 というほどではありませんでしたが、やっぱりいい映画でした。

 何より スラム街の子供たちの明るさ、たくましさ、過酷な境遇なのに
 他人をうらやむこともなく、精一杯生きている姿は胸をうちます。
 特に 歌のうまい子が盲目にさせられて物乞いをしているところに
 ジャマールが通りかかり 言葉をかわす場面は忘れられません。

 しかし スラムの子がスラムから脱出するには 
 ジャマールの兄の様に マフィアのような裏社会に
 身をおくことしかできないというのも悲惨です。

 ジャマールが いろいろな困難に打ち勝ってミリオネラに勝利したのは
 彼のひたむきさと向上心の賜物と同時に 仲間たちや兄の犠牲の上に
 成り立っているということは厳しい現実です。

 それでも、それだからこそ、ジャマールがミリオネラに勝利し、
 ラティカとの初恋を実らせたエンディングに ほっとして
 少しでも明るい未来を期待せずにはいられませんでした。

 正直 目を背けたくなる場面もありましたが、
 あらためて 貧困、宗教、格差、家族など 考えさせられました。