北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

ジャガジャガ物語

2013-06-22 20:56:03 | 日記
さて、今日は 久しぶりに埋まったスケジュールの第2番目。
現役で働いていた頃、取引のあった会社の社員の方との5年ぶり位の再会だ。
私は定年で退職し、相手の方は退社して別の会社へ移ったのだが、現役時代に色々とお付き合いさせて頂いたので、今でも仲良くさせてもらっているのだ。
今回は、法事で札幌から釧路へ来るとのことで、久しぶりの対面だ。

待ち合わせの時間まで間があるので、例のごとくウォーキング。
駅の近くで会うことになっているので、駅周辺をグルグル歩きまわる。
駅裏には、明治17年に鳥取県から513人の士族が移り住んだとの碑がある。


そういえば、この辺り、嘗ては鳥取町と呼ばれていた地区だ。
駅裏方向は、数年前に新しいホテルが1軒できた以外、閑散としているように感じる。


逆に、駅前方向は共倒れを心配するほどのホテルラッシュだ。


駅の周辺は、車で通ることはあっても、ほとんど歩くことが無いので全てが物珍しい。
昔、踏切だった所も跨線橋になっているので渡ってみることにした。
仕事を探している時に、「踏切番の仕事ならある」と言われ、どこかで間違っていたら、遮断機の上げ下げをしていたかも知れない場所だ。
跨線橋の上から駅方向を見ると、ルパン列車が入線していた。


さて、頭の白くなったKさんと路上でランデブーに成功。
私は、一目で判ったのだが、Kさんは私を見て目をパチクリ。
昔は、制服を着ていたが、今は、何処にでもいるおっちゃんスタイルに変貌している上、帽子まで被っているからだ。
最初に放ったKさんの一言は
「大分 お太りになりましたよね~」 (これだけは、云って欲しくなかった・・・・涙)

肉屋直営の焼肉屋は、メチャ狭いが旨い。


Kさんは、現役だけあって話も巧い。
営業の仕事をしていただけあって人を退屈させない話術も健在だ。
プータローの私と違ってボケも来ていない様子。
私は飲めないのだが、Kさんは、どんどん飲む (大丈夫?)


途中から、Kさんの箸がストップ。「私はこれまで。あとお願いします」
エッ? 残りの肉が3人前程残っているのに…。仕方がないのでバクバク、ムシャムシャ。
味が急にわからなくなった。

フラフラするKさんを 何とか車の置いてある場所まで先導。
自宅へ送ろうと走り始めたら、「ジャガ ジャガを知っていますか?」と云う
それからと云うもの 「ジャガ ジャガ?」を繰り返す。
(ジャガ ジャガ???) …とにかく言われた方向へ走らせる。
どうも、釧路で仕事をしていた時に、馴染みとなった居酒屋へ行きたいらしい。

突如、住宅街の一角に派手なネオンのエリアが出現。
ジャマイカと書いてある。ジャガジャガじゃなくてジャマイカだ(笑)

駐車場に車を入れた途端、待ちきれずにシートベルトを外すKさん。もう降りる気マンマンだ。
「ママさんに逢いたいんでしょ?」と冷やかし気味に聞くと、
「元気かどうかを確認するだけ」とテレ臭そうに答える。
心配なので、私も降りようとすると、急に握手を求めてサヨナラの仕草。
「大丈夫なの? 付いて行かなくて良いの?」と聞くが、どうも邪魔な気配。

毎日のように接待、接待と気を張って働いていたKさんの昔の逃げ場所が此処らしい。
私が立入る場所ではないようだ。

ママさんに、無事 会えたのだろうか?
そして、無事に帰ったのだろうか?