北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

「の」 の字の旅

2013-06-23 20:46:28 | 旅行
今日は 久しぶりに埋まったスケジュールの第3番目。
神奈川からのブログ友とランデブーだ。
もちろん面識など無い。
大体の年齢と車種、それに予定の日程と車中泊の場所しか知らされていない。

それでも、ドライブの帰りに寄った道の駅で 一応探してみると・・・・
「あれっ? 失礼ですが、もしかして I さんでしょうか?」
「はい。」 「あら~、見事に会えましたね」

想像していたのと、車の色が違うだけで、サンシェードの貼り方と横浜ナンバーだけで、ドンピシャ。
いやいや、初めまして・・・・と名刺交換。
皆、リタイアしたのに不思議と名刺を持っているのだ(笑)

そして、即 近隣の観光情報を伝える。
この店が旨いとか、あそこは寄ったのかとか。
サイトでメールのやりとりをしていただけなのに、旧知の間柄なので全く遠慮無しに話せて しかも話のテンポが速い。
それで、翌日は昼に名物の蕎麦を食べた後、私の車で湿原を観光することになった。

待ち合わせの駐車場で再会。
I さんは、私より14歳年上とか。でも元気なものである。
奥さんを亡くして車中泊をしながらの一人旅。
孫からひ孫のことまで嬉しそうに話す。でも、一番うれしそうに話すのは、奥さんとの想い出と犬のこと。

蕎麦の名店「竹老園」で I さんと食事をすると云ったら、蕎麦好きの娘が必死の形相で同伴を と云うので、蕎麦屋で待ち合わせ。
娘を紹介して蕎麦を食べ始めるのだが、オジサマキラーの娘が本領発揮。


I さんを退屈させない話術と笑顔。(もしかして、親に隠れて接客業?)
I さんも、嬉しそうに 北海道を「の」の字を書くように旅していると説明。


簡単に市内を観光したのだが、名物の霧が覆ってきて何処を撮っても真っ白。
その後、内陸へ車を走らせると、さすがに霧も覆っていなくて太陽と青空が出てきた。
湿原展望台は、晴れていて I さんも笑顔でシャッターを押している。


地元民しか知らない、マニアックな場所も案内。


この旅でキタキツネは見たらしいが、写真は撮れなかったとか。
「この辺りは、冬場には丹頂が沢山いるのですが」とキョロキョロしていて畑の中に丹頂を発見。夏でも留鳥として一部が残っているようだ。


明日は、足寄、帯広を経由して襟裳へ向かうとのこと。
観光名所や旨い店の情報を渡して Iさんと別れた。

自分が旅をする時も同じなのだが、これが最後の旅かも…と思いながら後悔をしたくない想い出作りをしたいのだ。
[あそこは行かなかった、あれを食べなかった] ではなく、
[あそこも行った、あれは旨かった] と云う旅をしたいのだ。

I さん、気をつけて、後半の北海道を満喫して下さい。