北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

青春真っ只中

2022-07-09 18:40:09 | 日記
ジュニア嫁から子供のTクンが通う進学校で学校祭の行灯行列があるとLINEが入った。
ブログネタにでもなればと云う事のようだが、子供を撮って欲しいと云う気持ちもあるのだろう。

昨年は新コロナで公開され無かったのかも知れないが初めてのお呼ばれ。半袖に念のため薄い上着を一枚重ねて学校へ向かった。

どんどん校舎から出てくる生徒は皆笑顔。クラス毎に考えたのだろう、揃えたTシャッの背中には各自が考えた言葉がプリントされている。
「幽霊部員」「帰宅部副部長」や「勝ち気な三女」なんてものがあり、それを見るだけで楽しい。



ジュニア嫁とも無事に合流できて、グラウンドで待機。

本来は学校から一般道へ出て街中を練り歩くのだろうが、グラウンド内を行進するだけらしい。

闇の迫る中、やっとTクンを見つけたがカメラを向けても笑顔を見せないし手も振らないし投げキッスも無し。それどころか見ないフリ。
どうやらまたカメラ爺が来ていると思っているようだ。

今頃、反抗期?

行灯はアニメを主体にしたものが多い。トトロやカオナシだ。湯婆もある。

グラウンドの端にいた小学生と思える男児が大きく手を振った。
「お姉ちゃ~~ん」と叫んでいる。

そのお姉ちゃんは反応して笑顔で駆けてきて弟を力一杯ハグ。そしてそのまま抱き上げてクルクル。
弟の顔はお姉ちゃんの胸の間にギュッとされているがエロは全く感じずに嬉しそうだ。本当に仲の良い兄弟なのだ。

私もギュッとハグして欲しくなり行列の順番待ちをしたくなったが、そんな行列は出来ていなくて・・・・・諦めた。

卒業アルバムに使うのだろう、クラス毎に写真撮影が始まった。
どの顔も思いっきりの笑顔。

私の高校生活では こんな団結力は無かったと今頃自分を恥じた。

やがて始まった行灯の行進。
そこには、羨ましい程に弾ける現実の青春が確かにあった。