街の南は海なので東か西に行くしか無い。
と云うことで、今日は東へ行くことにした。目指すは根室だ。
しかし根室へ直行するのは楽しくない。国道を通らず少し距離は長くなるけれど海沿いへの道を行くことにした。
海沿いの道とは云っても海はそんなに見えない。でもこの道を選んだのはクイズを出すためだ。
何しろ難読地名の宝庫。これを読める人は市民でもそう多くは無い。
車を走らせながら路肩に地名が書いた標識が出てくる度に「何と読む?」を繰り返すのが楽しい。
しかしだ、最近の標識には何とフリガナを付けてあるのだから面白くない。
余計なことをしたものだと少しイラッ。
だからここにフリガナ無しで地名を書くのだけれど回答はしない。
だってイライラして欲しいから(笑)
賤夫向、分遣瀬、又飯時、宿徳内、仙鳳趾、知方学、末広、散布、来止臥、十町瀬
どこも急坂を下りると漁師の道具を置く番屋や昆布干し場がある程度の場所だ。
私が彼女に見せたかったのは琵琶瀬展望台からの霧多布湿原の景色。
ここを偶然訪れた時、自分自身が「おおっ」と思った場所だ。
モチロン観光コースからは外れている。
素敵な景色が見たいと云っていたK子さんは「おおっ」と思ってくれただろうか