北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

今は昭和ではないのに

2024-10-10 20:56:07 | 日記
空気がヒンヤリしている。でも着替えて家を出た。
ルンバが歯科予約日なので、そのアッシー君を仰せつかっているからだ。

彼女が診察を受けている間を利用して数キロ先にある運動公園をウォークすることにした。だから上着の下は運動着だ。

骨伝導イヤホンを装着し昭和の曲を聴きながら一周3.5キロの遊歩道を歩き始め、5分程でジョギングに切り替えた。

昨日、見事な一本モノが出たので今日は大丈夫だろうと自分に言い聞かせてホイホイと足を動かしていたら、なんと気配を感じた。

どう考えてもアレだ。アレが出たがっているのだ。

数日前にウォーク中に同じ気配を感じてルンバに救援の連絡をした時に「家まで我慢しようなんて思わずにコンビニのトイレでも借りなさい」と怒られたばかりだ。周りにコンビニどころか家が一軒もないのにだ。

だから今日は一キロ程先にある公園の公衆トイレを目指した。
そのトイレに無事到着。冬期は水が凍結するので閉鎖されるのだが、まだ掲示はなく使えるようだ。

初めて入るトイレには「大」用の個室もあったので安心しドアを開けてみて愕然。
一応水洗でトイレットペーパーも付いていたが、何と和式だ。

もう数十年は使ったことの無い和式。
令和の時代の子供なら多分使い方も知らないであろう和式だ。
でも顔を出そうとしているヤツがいるので、仕方なくベルトを解きズボンを下げて尻を降ろした途端、勝手に外界に飛び出たヤツら。

作業を終えて水で流したのだが、その後に悲劇が待っていた。
2キロ以上走ったばかりなので脚に力が入らない。周りを見たが掴まる手摺りなどが全く無いので立ち上がれないのだ。

このままだと先人の残した遺跡の上にひっくり返るかも知れない。
そんなのは絶対に嫌だ。

私は気合いを入れて脚に力を込め、生まれて初めて立ち上がる子鹿のように思いっきり気合いを入れた。

そんなにするの

2024-10-06 19:55:57 | 日記
そろそろ冬支度をしなければならない。
暖房用にと数年前に設置したエアコンは、モタモタした温もりしか与えてくれないので寒冷地ではイマイチだ。

昔、京都のエアコンどころか扇風機も無いボロい寮にいた時、夏休みに入ったと同時に私一人が取り残され一斉に人が消えた。夏の暑さを知っている全員が故郷へ帰ったのだ。

それを知らない北国育ちの私は、体温超えの暑さを初めて体験し(こりゃぁ 死ぬなぁ)と皆より一日遅れで焦って北海道へ逃げ帰った。

以来、他の寮生と同じ行動をとるように心掛けた。
大阪万博なるものにも金魚の糞のように付いて行ったし、休日に「奈良へ行かへんか」と誘われた時も喜んで「行くでぇ」と、何とか関西弁らしきものをマスターしていた私はOKしたのだが、実は奈良までの距離感も交通手段も知らなかったので、ここでも金魚の糞で一時間もかからずに近鉄奈良駅に降り立った時にはかなり驚いていたものだ。

電車にも一人で乗られるようになった私は少しずつ成長し都会暮らしを身につけた。ダンジョンのような梅田地下街だって制覇した。

冬の入口に入った頃「買いに行くんやろ」と誘われ何を買うのかも知らず四条河原町の藤井大丸へ行き皆と同じものを買ったのだが、それが電気コタツだった。

内心では、こんなもの一つで冬を越すの?だったのだが、部屋には煙突や暖房器具が無いので仕方が無いかと思ったのだが、過ごせるんやでぇ。
京都の冬は電気コタツで充分なんや。

しかし、ここ釧路は違う。コタツなんかで冬を過ごせるわけが無い。
冬に備えて灯油ストーブのスイッチを入れてみたらエラーメッセージが出て点火しないことが分かった。

こりゃ困った。死ぬかもしれへん…じゃなかった 死ぬかもしれない。

調べたら17年前に購入したものだと分かった。

修理は諦めて購入することにしたのだが、店内に並んでいる灯油ストーブは30万円台がズラリ。安いのを探してキョロキョロしていたら店員の目にとまって10万円台の品を割引してくれて、ほぼ10万円。
外したストーブの引取りや設置工事費も無料。給油ホースも付いているし煙突の状態もみてくれると云う。

「在庫があるので明日交換できますけれど」と云われて即決。

帰宅してから居間の大掃除が始まった。

腰痛で動けないはずのルンバが腰を伸ばしてサッサカサッサカと動き回り、イヤミを云われ怒られながらも私は下僕のように働いた。10万円出したのは私なのに……

そして今日、ストーブの交換が無事に終わって綺麗な炎の見える新しいストーブの温かさを満喫している。

早速、明日の天気予報に霜注意報が出た。
そうだ、電気毛布を出さなければ……。

私の中では差別じゃない

2024-10-03 16:01:46 | 日記
テレビのCMを観ていたルンバが突然「この二人は夫婦なんだよ」と私に教えた。
どちらも顔に記憶はあるが名前までは知らない。
けれど、どうでも良いので「そうなの」とテキトーに返事をした。

二人とも俳優なのだそう。奥さんの方を女優とは云わないらしい。
そう云えば最近女優と云う言葉を聞かなくなった。
どちらも俳優と云うらしい。これも差別用語に含まれるからと云うことなのだろうか。

「女優です」と紹介されている声を聞くと思わず二度見するけれど「俳優です」と紹介されている人を二度見することは無い。
申し訳ないけれど、私の場合はそうなのだから仕方がない。
差別だと云いたければ勝手に騒げば良い。

女優と云う言葉には魅力がある。
優しい微笑みを浮かべ、ンコなんかしたことのない美しさを勝手にイメージしてしまう。

それが同じ人でも「俳優です」と云われた途端、その魅力は半減してしまう。

多分だけれど、女優さん自身も俳優と云われるよりは女優と呼ばれたいのでは無いだろうか。

そうだ、AVの分野ではどうなのだろうと思い、早速「AV俳優」で検索してみたら、普通はAV男優のことを示すのだそうで、AV女優と云う言葉が普通に活きて使われているのを知って何故かホッとした。

どんな美人だって「AV俳優です」と紹介された人からは色気を感じられず、ウッフンもクネクネもしない人剛毛のオッサンしかイメージできないからねぇ。