島根県川本町谷戸地区にあるイズモコバイモを見に行きました。
川本町でイズモコバイモを見ることが出来ることを知ったのは何年か前に三瓶山に行った時です。その時は花の時期ではなかったので、実際に行ったのは今日が初めてです。
同行は女房殿と花好きの仲間。今が花期でおまけに快晴、本当にいい日にあたりました。
その写真を貼りつけます。
イズモコバイモは、温和な雰囲気に包まれた里山を好み、人里近くの冬は木々が落葉し春と共に新緑が覆いかぶさるような木陰に自生しています。本群生地も年間を通して湿気が多く、水はけが良い小石まじりの粘土質の土地で、地形は傾斜地です。
当地の群生地は、規模的にも広く開花数も多いことから、専門家から日本一との評価をいただいており、平成16年には、町の天然記念物に指定されました。
また、群生地は県道沿いで、観察するには非常に恵まれた場所です。
頂いたパンフレットにはこのように紹介されています。
中には白化個体と言うのでしょうか、白色のイズモコバイモもありました。
パンフレットに書かれているように、このような感じで見ることが出来ます。
立ったまま顔やカメラを近づけることが出来るので、体を不自然に曲げたり、腰を下ろす必要もありません。高齢者には有難い群生地です。
ここでゆっくりとイズモコバイモを楽しませて頂いた後、次の目的地の丸山城跡に行きました。
地元の人たちが管理されている群生地ですから、現地におられた担当者の人にお礼と感謝の気持ちを伝えたのは言うまでもないことです。