タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

こんな山だった?

2021-03-08 15:11:34 | 山歩きから
独りで東郷山に登りました。

湯来町が広島市に合併するまではこの山が広島市の最高峰でした。

タカ長たちには貴重な1000m級の山です。

    

何度も登った山ですが、山の様子はすぐに忘れるのかも分かりません。

いつもの急登はいつものようにありますが、その急登の道をふくめて登山道が良くなっているように感じました。

と言うのはタカ長の独断ですが、電力会社の人の管理が行き届いているのだと思います。

    

それにしても、あらためて見ると登山道には石ころゴロゴロが無くて歩きやすいように感じました。

この山に限りませんが、雨の季節にはまとまった雨が降ることは珍しく無くて、山によってはひと夏で登山道が荒れるところもあります。

わが裏山の椿尾根コースも99年の大雨までは道が荒れていなかったように記憶していますが、それ以来年々歩き難くなっている感じです。

    

それに比べたらこのコースは別世界、雨で荒れてしまったところはありませんでした。

山ですから登山道が細くなっているところはありますが、雨で流されて荒れたところは皆無でした。

    

そのようなことに目が行くのはタカ長たちの足がだんだんとあやしくなってきているからかも分かりません。

特に女房殿と歩くことを考えると、登山道の路面の状態が気になるのです。

    

林道から登山道に入るところに、山頂まで75分と書かれていましたが、それより早く山頂に着きました。

ここで数分間の休憩、写真の自撮り。

山頂からの展望が期待できる山ではないので、早々に下山開始。

    

しばらく下りて、登山道が狭くなったところで夫婦らしい登山者に遭いました。

タカ長は山側の斜面に登り、ストックに体を預けるようにして道をゆずりましたが、その登山者からの挨拶はナシ

わが町にもこのような登山者がいるのかぁ???

    

携帯から投稿したように、このような風景を見ながら早めの昼食。

ノスリの1羽でも飛んでくれることを期待しましたが、飛んだのはカラスが2羽だけでした。

ベルさんから足もとを心配して下さるようなコメントを頂きましたが、、、、、、

突然目の前にクマタカが飛んできて、あわてて写真を撮ろうとしたら木の切り株のつまずいてすってんころりん、、、、

と言うようなドラマがあったほうが良かったかも分かりません。

そこで転んだとしても谷底まで落ちるようなところではありませんでしたから、、、、、。

    

今日の記録です。帰りに少しだけ道草をしています。

それを除いても、わが裏山より標高差が少しだけ大きくなりますが、登山道が足にやさしいので数字ほどは疲れない感じでした。

今日は快晴状態でしたが花の季節は未だ、来月は花とかワラビとかを期待して行きたくなりました。



    
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東郷山

2021-03-08 10:53:45 | 日々雑感

東郷山に登りました。快晴です。

山頂から少し下りた展望の良いところで少し早い昼食です。

タカが飛んで来るのを期待しています。
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久しぶりの市内

2021-03-07 14:18:03 | 日々雑感
日本伝統工芸展に行きました。

タカ長にとっては久しぶりの市内中心部です。

その日本伝統工芸展には一番乗り、タカカノが1番でタカ長が2番目の入場でした。込み合うまでに鑑賞して、早めに帰宅したかったのです。

     

会場前からの風景。

広島市でも電線が写らない風景が撮れるところがあります。

日本伝統工芸展には毎年のように行っていますが、これが案外疲れるのです。集中力の問題かも分かりません。

会場を出るときは、山を歩くほうが楽だと本気で思っていました。

    

そのあと広島の地下街「シャレオ」を通って次の目的地に行きました。

午前中とは言え人出は少ないような???

    

その目的地は、そう、モンベルです。

タカ長もタカカノもここでチョットした買い物。このあたりで腹ペコになりました。

    

そこで「広島そごう」に行って昼食。

このように豪華(?)な昼食を楽しみました。

本当は、今日は山に行くつもりだったのですが、日本伝統工芸展が今日までだったので予定変更したわけです。

豪華昼食を食べたので、明日は山に行ってカロリー消費しないといけませんね。

たったこれだけの広島市内中心部行きですが、、、、、

本当に久しぶり、前回行ったのはいつだったのか思い出すことが出来ません。

コロナとかマスク着用とかを気にしないで、自由に町を歩ける日はいつ来るのでしょうか?

コロナの収束が待たれます。






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軟弱登山者バンザ~イ

2021-03-06 14:14:48 | 山歩きから
     

この本を読み進めるいます。

著者はいわゆる学者肌の人ではありません。北アルプスの山小屋に努めたこともある現場肌の人です。

現場の人の目線を楽しむような気分で読んでいます。

この本で何度も出てくるのが、4歩進んだら顔を上げて前を見ろ、と言うことです。

昨日紹介したのは道迷いを防ぐ方法として4歩進んだら、と書かれているのですが、それだけではありませんでした。

たとえば雪渓歩き、足もとだけ見ていると落石などの異変に気づくのが遅くなる、と言う指摘です。

視野を広く持つことは道迷いを防ぐだけに必要なことではありません。

    

この本を読みながら考えました。

人さまの前で誇ることなど何もないタカ長の山歴ですが、視野を広く持っていることだけは、この著者から合格点をもらえそうな気がしますします。

タカ長は登山を始めたころから、体力的には仲間たちより劣っており、そのため少しでも余分な体力を使わないよう留意していました。

少しでも楽なラインを探す、と言うこともそのひとつ。その思いは習い性になっていると思っています。

そのためタカ長は、足下だけしか見ていない登山者ではないと言う自信があります。

軟弱な登山者も良いことが一つくらいあるのです。軟弱登山者バンザ~イ

    

3月3日に登った湯来冠山の道です。

と言っても写真では見えませんが、両面羊歯やクマザサに隠れるように登山道が延びています。

足もとの半径1メートルしか見ていないと言う登山者の視野をタカ長は想像できませんが、登山道に注意しながら登る山としては、今の湯来冠山は最適だと思います。

羊歯やクマザサに隠れた道が鋭角に曲がったところが何ヵ所もあるので、足下しか見ていないと何メートルか行き過ぎるかも分かりません。

もし道を間違ったとしても危険なところはなさそうですから、藪山を歩く練習のレッスンワンになると思ったわけです。

   

この本の舞台は北アルプスです。

タカ長などのような藪山ばかり歩いている登山者には感覚的に合わないところはあります。

そこで思い出すのが青春のころの負け惜しみです。

北アルプスなどめったに行けないタカ長たちは、このような藪山を歩かせたら中央の登山者には負けない、と強がっていました。

タカ長に限ったことではありませんが、マイナーな山を歩いている登山者には、そこで培われたある種の感覚があると思います。

    

湯来冠山のルートはご覧のように単純です。

登山道が隠れているところがありましたが、問題になるほど茂っているわけでもありません。

そのため藪山歩きのレッスンワンだと思ったのです。

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4歩に1回

2021-03-05 11:18:18 | 山歩きから
予報通り雨になりました。

今日のタカ長は月1回のクリニック行き、これだけは欠かせない月例行事です。

    

昨日higeさんに撮ってもらった写真です。

タカ長としてはいつも、このように腰を伸ばして山を歩いているつもりです。

気分はファッションモデル、格好よく歩いているつもりですが、、、、、、

    

これが普通のタカ長らしいですね。自分のイメージとはまったく違います。

これでは腰の曲がったじい様だよ。

と言うようなことを書くのが今日のテーマではありません。

    

この本の電子版を買って読み始め、あらためて感じたことです。

今さらタカ長が言うまでもないことですが、日本の山では登山者の事故が増えています。その一つが道迷いです。

その道迷いを防ぐために、、、、、

地図とコンパスを持参し、こまめに現在地を確認しろ、とよく言われます。タカ長も同感ですが、使うことのできない地図とコンパスを持って歩いても意味が無いと言えば意味がありません。

それより大切なことが三つある、と著者は言います。その一つです。

4歩進んだら一度、必ず顔を上げて前方をしっかり見ることだ。行動中は常に前方や周囲を見るように心がけ、足下をひたすら見続けるようなことをしてはならない。また、前方を見る場合、足下から登山道がどこまで、どのように延びているかを目でしっかりと追うこと。


    

当然のことですが、登山とは山という不整地を歩くことです。だから足下を見るのは当たり前のことです。

タカ長の静止画でも、仲間たちの画像を見てもほとんどの人が下を見ています。しかし、それだけではいけません。

4歩に一回顔を上げて前を見ろ、と著者のことばは新鮮に思えました。

タカ長をふくめ多くの登山者がそのようにされているはずで、だから道迷いをすることなく登山をされています。

しかし、中にはそれが出来ない人がいるようです。足下ばかり見ていたのでどこで道を誤ったのかの自覚がなく、異変に気づいたときは深みにはまっていてリカバリーできなくなってしまうような例があるのです。

    

タカ長はここに書かれたことは実行できているように思いました。

道迷いを防止するため、と言うより出来るだけ段差の少ないラインを登りたいので、登山道の状況には人一倍注意しているつもりです。

また、足下だけでなく前方の視野を広く取りたいため、つばのある帽子をかぶるのがもともと嫌なのです。

多くの登山者が普通にされていることですが、4歩に一度は顔を上げて前を見ろ、と言う言い方がタカ長にはとても新鮮に感じられたので紹介させて頂きました。

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