高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

大島紬 

2011年09月27日 12時46分01秒 | 職人仲間

今回の催事で、もう一軒紹介。
お隣に出店しているのは、奄美大島から「大島紬」の元(はじめと読む)さん。
実に柔和な表情で接客をされる方だ。息子さんと二人で来られている。

925_6
私が、目を見張ったのが、元さんの着付けの凄さだ。
お客様が、大島紬に興味を持っている時に、ただ、反物のままでは平面的なので、実際に着物になっているか?の様に、クリップで留めて、あっという間に・・・・本当に着物を着ているか?と、見間違えるほど作り上げていく。
その手際の良さに、ほれぼれするのである。
今までにも、他の着物やさんが着付けるのを見てきたが、この元さんの着付けはまるで次元の違う・・・・・名人技である。

お客様は見事に、仕立てあがった着物を着ている様に錯覚し、また、元さんの巧みな話術と、柔和な笑顔、手際の良い技に酔いしれていくのである。
この着付けには、感服いたしました。

元さんとお話をしている時に、会場内を着物姿の若い女性が通りがかった、素人の私が見ても、着物の着方が変である、
そこで、元さんに

「あの娘さんは、まだ着物を着付け無いのでしょうね。」と聞いてみると、

「そうですね、まだ着物を着始めたばかりでしょうね、
何処かの着付け教室で習い始めたのでしょう。
本人は、着物が着たくて着たくて仕方がないのでしょう。
着物が着崩れた時に、まだ直し方が判らないから、ああなるのですよ」

「やはり、着慣れてない人の着物は何か変ですね。」

「そうですね、しかし、着物は慣れなんですよ。着ているうちに自分の着方が判ってくるものなのです。
最初は下手なんですが、それを見守ってあげなきゃいけないんです。
芽を摘んじゃ、いけないんです。」
「私も、昔は芽を摘んでしまった時期もありましたよ。」とニコニコ笑いながら仰る。

元さんの人柄が出ているお話であった。

みなさんが、こんな素敵な販売が出来れば良いのですが、そうはいかない。
お話を聞いてみると、大島紬を取り巻く環境も実に厳しく、市場が小さくなっているのだ、最盛期には奄美大島だけでも、24万反の生産があった大島紬も、現在は8千反にまで減っているそうだ。実に30分の1の規模になっているそうだ。
厳しい現実ですな!

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三味線 2

2011年09月26日 06時48分28秒 | 職人仲間

実演で三味線の皮を張るところをやっていた。

923_11 まず、三味線の本体に餅粉で作った糊を塗っていく、この餅粉が本体と皮の接着剤になるのだが、ニカワとか漆などの接着剤もあるのに、「何故、餅粉なのか?」

皮が使い込んで破れたりした時、ニカワなどは、後から乾いて強力になる物は、三味線の本体を削って、接着剤を取らなければならない、すると、本体を削ることで、微妙に音が違ってきてしまうそうだ。

それで、強力に接着はするが、水を付けることで簡単に取れる、餅粉で作った糊を使うことになったそうだ。

三味線の上に、練り上げた餅粉を塗りつけていく、一周回ると、万遍なく多くもなく、少なくもなく、ピタリと決まった、・・・・・さすがである。

923_7 餅粉の上に皮を置く、ここからが実演のハイライトの皮張りである。

いろんな道具が出てくる。

これは、皮を掴む挟みだが、「木栓」と云うそうだ、もちろん、自作のものである。道具は自分なりに工夫をして作っていくものだ。くさびを打ち込んで、梃の原理でギューっと挟んでいく。これぐらい強く掴む道具でないと、とても皮を引き延ばすことなど出来ないであろう。

923_15 台座の上に三味線を乗せ、紐で引っ張る、四辺を少しずつ張り具合を見ながら締め上げていく、手で締め上げた後は、象牙のくさびを、紐に通して、更に締め上げていく、

923_18

ギリ、ギリ、ギリ・・・・・・・・

トン、トン、トン  (これは、指先で叩いて張り具合をみる音)

そしてまた、

ギリ、ギリ、ギリ・・・・・・・・

ところが

バチン!

「一瞬、何が起こったのか?」と思ったが、皮が破れたのだ。

923_19

デパートの乾いた環境と、横から私が、ちょこちょこ話しかけるので、集中できなかったのか?・・・・・・

顔は笑っていたが、ひと滴、額から汗が垂れていた。

熟練の職人でも、こんなことがあるから面白い。天然素材が相手だけに、皮も一つ一つ性質が違うのだ。

「弘法も筆の誤り」と申しましょうか・・・・

若い頃の、郷ひろみ似の大下君であった。

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三味線 1

2011年09月25日 07時42分24秒 | 職人仲間

今回良かった事は隣のブースに出店したいた三味線の大下君の仕事を、じっくり見ることが出来た事だ。

初めて会う人だが、誠実そうな語り口と、ちゃんと相手を見据えて話す接客に、人柄が伺える。

他の業種の仕事は見ていて面白い!

“三味線の値段は竿で決まる”  そうだ。

923_4

923_3 硬く擦り減らない丈夫な木で作られている。使い込むうちに擦り減っていくので、削り直しをしなくてはならないので、なるべく擦り減らない硬い材料が良いそうだ。削ると微妙に音色が違ってくる様だ。

張ってある皮は、猫とか犬の皮を張る。

津軽三味線のような大型の三味線には犬の皮を、小唄などに使う小型の三味線には猫の皮を使うそうだ。昔からの伝承として使われてきたが、最近は偏った動物愛護の観点から日本では、もう作れなくなってしまったそうだ。

現在は、中国やタイから輸入しているようだが、良い皮がなかなか入らなくなってしまい苦労しているそうだ。

昔、私が子供のころには、飼い猫がいなくなったりすると“三味線屋に連れて行かれた!”などと、ホントかウソか判らないような噂が流れたものだ。

923_5 三味線の皮をよく見てみると、四点ほどの印がついている、これは猫のお乳に当る所だ。猫以外の皮を使った時には、わざと印を書き込むという。

大きな犬の皮の場合、一番良い所が、胸の部分。二番目が腹の部分、次にお尻の部分、最後に首の部分と順位が付けられるそうだ。

舞台用の高級品には、表に胸皮を、裏にお尻の皮を、

練習用のものには、表にお腹の皮を、裏には首の皮を、と、どの皮を使うかでも相当な値段の差が出てくる。

つづく、

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相模原伊勢丹 3  夢しぼり

2011年09月18日 08時05分24秒 | 職人仲間

昨日に引き続き、私のところの反対側のブースには、奄美大島から出店している「夢しぼり」、泥染めの衣料品を販売している。

「泥染め」と云えば、大島紬が有名であるが、御多分に漏れず鹿児島を代表する大島紬も、大変厳しい状況に置かれている。今まで、あまりにも中間業者が、搾取しすぎて、高いものになってしまった。

しかし、織子さんは織ることしかできず、染職人は染めることしかできないので、市場が小さくなるとともに、仕事が激減してしまった。

ここも家業の大島紬の泥染めの仕事が減ってしまい、新しい販路として、泥染めの特徴を生かした、衣料品を作り始めた様だ。

泥染めの特徴は彼のブログから

泥染めの色合いは、やさしく、奥深く、力強い色。まるで奄美の深い杜のように海のようにも思えます。  決して化学染料で合成し得ない独特の渋みの黒。 
島に自生するテーチ木と鉄分を多く含む田の泥を染料として染める方法はまさに、島の大自然と人の歴史によって生み出された技術です

とある、詳しくは

http://no/factory/new_factory.htmwww3.ocn.ne.jp/~kimo

915_4 この写真の下半分が、何回も泥に付けた布だそうだ。

販売に来ているのは、山元君。奥さんの実家の家業が泥染め屋さんで、この業界に入って8年目だそうだ。本人も、泥染めが大好きで大好きで堪らないそうだ。

彼の人懐っこい笑顔は、良いキャラクターになっている。見て下さい、このひょうきんな顔!

泥染めは、「シャリンバイ」と云う木のタンニンに、泥の中の鉄分を反応させる事で発色させている。私の尊敬する藍染の大川さんの所と共通するところがあるのかな?

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相模原伊勢丹 2  佐藤防水店

2011年09月17日 07時30分19秒 | 職人仲間

今回の私の隣のブースは、同じ大分県からの出店の「佐藤防水店」

「防水店」って、変な名前ですナ。

製作している商品は、帆布のバッグだ。

防水店の名前の由来は、もともとの本業はテントを作る会社なのだ。「テント屋さんがバッグを作っても良いのでは?」と、今年からバッグの販売を開始したのだ。

今回遣ってきたスタッフは、佐藤君と製造の野田君。

915_7 2代目の佐藤君は、大分のデパートで6年間、流通の勉強をした後、家業のテント屋に入り、新しいバッグ部門を立ち上げたのだ。一見、「海老蔵」風、鋭い眼光を放っている。製造の野田君は、ちょっと優しい「キム兄」風。

ここの帆布バッグの特徴は、他の店では扱わない厚い生地で作られている為、頑丈で存在感がある。手に持ってみると、ゴワゴワした肌触りと、どっしりとした重量感がある。

変に媚びていないところが魅力的である。

誰にでも持ってほしいバッグでなく、シンプルな個性がはっきりしたバッグが好きな人だけに持ってほしいと、強く主張している。

テント屋にしか出来ない力強いバッグ、反対に「細かい細工は出来ないのです。」と云う。

これからは。商品の特徴を明確にし、「誰にでも?」ではなく、「こんなのが好きな貴方を満足させます」という様な商品づくりしか生き残っていけませんな。

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福ちゃん

2011年05月25日 05時40分30秒 | 職人仲間

私のブログに出てくる回数では、この人が一番多いのでは無いだろうか?
佐賀県の伊万里焼の「福ちゃん」。

519_005a 今回は、まるで座頭一か?と思えるような、仕草を良くしている。トレードマークの首振りはますます、磨きがかかり、そん所そこらの張子の人形など、比べる術も無いほどだ。

普段は、冗談ばかり言っているのだが、たまには真面目に仕事をしている時もある。

それがこれだ!

519_008a こんな真面目な顔をして、大鉢に下絵を書き込んでいる。
この一週間のうちに、全ての面を書き上げて行くと意気込んでいる。
恐らく、この鉢一個で、70万円位するのでは無いかな?

彼の凄いところは、こんな凄い腕があっても、普段は微塵も感じさせない!その、懐の深さである。
これ見よがしに、難しい顔を繕って、職人風の人もいるが、彼の場合は、その真反対である。
確実な技術を持ちながら、普段は笑っているところしか見せることは無い!
心の中に、深い深い悲しみを持っている時でも、おくびにも出さない!
まるで、深海を彷徨う・・・・・・

あ~、止めた!止めた!
福ちゃんを、難しく説明しようと云うことが無理なのだ!

見ての通り、いつもノーテンキな福ちゃん。

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かぐや姫 

2011年04月17日 05時57分08秒 | 職人仲間

福岡の伝統工芸に「八女仏壇」がある。

宮園さんは、仏壇とか盆ちょうちんに蒔絵をする職人さんだ。ご主人と二人でやっている。普段は、お寺の内装・外装などの改修工事、今の時期は、盆ちょうちんの生産に追われて「猫の手でも借りたい」ほど忙しい時期だそうだ。

「その忙しい時期に、この静かな催事に来ていて良いの?」と、ちょっと心配になる。

彼女が催事で販売しているのは

415_005a 蒔絵を施したアクセサリーだ。

作品以上に特徴的なのが、彼女の前向きな考え方と明るさである。少し違った表現をすれば、ノーテンキな性格?

見た目も雰囲気も小熊の様な感じの人である。

415_006a
話していると、次から次へと素晴らしい語録が飛び出してくる。

「お握りをふたつで分けて食べたら美味しいよ!どんな物でも、人と分けあったら気持ちが良いし、美味しいとよ。」

「一人が10成功するより、10人が1づつ成功したほうが力があるとよ!」

「物を作ると云う幸せは、お金に換算できないの、自分は胸を張って貧乏って言えるけど、それ以上に幸せなの。」

「死ぬときに、100万円の札束を握って死んで行くより、人の手に握られて死んでいった方が良いでしょ!これが答えなの!」

ちょっと言葉足らずなので、判りにくい所もあるが、彼女の表情を見ていると充分伝わってくる。

最近、私は知り合った方に、「どんな時に幸せを感じる?」と聞いてみる。

すると、彼女は

「青空に洗濯物を干しているとき」だと言う。
「ちゃんと洗濯が出来て、その仕事の中に家族が健康で平和な毎日があると感じるとよ!」

んー、納得!

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紺邑 大川さん 2

2011年01月23日 04時32分05秒 | 職人仲間

大川さんの工房も「隠し事は一つもありません。全て見てください!」と云うスタンスで仕事をしている。私のところでも同じだ。

120_019a これは、職人の技術と云うものは、見て頂いて沢山のヒントを持ち帰って貰っても良いのです、役にたってもらえるなら。しかし、見た事を、実際に出来るか?と云うと、そう簡単には出来ません。頭で覚える知識ではなく、五感で覚える技術だからです。

発酵している藍の水槽を攪拌する姿はかっこいいですね!
こんな長い棒がすっぽりと入ってしまうほど深い水槽です。

120_020a
「藍は灰が命」と言われる。この言葉に大川さんの全てが凝縮されているのかも知れませんね。
押し出しが利き親分肌で、若い頃は芸能活動をしていた大川さんが、「何故、地味な職人家業をしているのか?」疑問に思うのですが、こんな姿を見ていると、やはり、これが天職なんでしょう。
120_026a

2階は、展示室と住居スペースになっている。ステンレス製の薪ストーブの煙突が美しい、暖房の役目をしているのでしょう。
ギャラリースペースの窓には、大川さんご自慢の北欧製の額縁のような窓がついています。これは写真を取り忘れてしまった。

奥さんに美味しいコーヒーを入れて頂きお腹が落ち着く。
私が2階に上がった時も、お客様が帰られる時で、暫くすると、また、お客さまがやって来た。次から次へと人が出入りするのは、大川さんご夫婦の人柄でしょう。

工房を出て、大川さんが佐野市内を案内してくださり、名物の「佐野ラーメン」をご馳走になりました。
ドライブをしながら、博学な大川さんは次から次へと話が出てくる。佐野の歴史から、町おこし運動、若い頃の政治活動、・・・・・・・・などなど、
同じ職人経営者として、人を育てることの難しさと大切さ、同じような悩みもございます。今度はもっと時間を作って、泊りがけでお邪魔しますので、ゆっくりお話を聞かせてください。ありがとうございました。

やっと、念願の「紺邑帝国」に行ってきました。

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紺邑 大川さん 1

2011年01月22日 04時39分30秒 | 職人仲間

佐野駅まで、大川さんに迎えに来て頂いた。車で20分ほどで、大川さんの工房に到着。
大川さんは、職人仲間では有名な方で、「この人を知らなければもぐりだ!」と云われている。親分肌で面倒見の良さでは定評のある人だ。
私も、初めて大川さんを見たときは、会場内を大股で背筋をピンと伸ばし、悠然と歩く姿に平伏したものだ。

120_017a_2 ここが大川さんの工房、「紺邑帝国」の根拠地だ。後ろに小高い山を背景に、白と茶色のコントラスト鮮やかな工房が建っている。
訳あって、お父さんの工房から独立し、(訳在ってというのは、大川さんのブログから推率するのだが)
バラック小屋のような工房から、一つ一つ積み上げて来た大川さんの生き様が詰まった工房である。
工房の裏には、この土地のシンボルである「梅の木」が立っている。
120_016a_2 きっと、この梅ノ木の御霊が大川さんを呼び寄せたのだろう。


1500坪の土地の横には小さな沢が流れ、扇状地のような地形は3段に分かれている。
市街地の分譲地の様に整備された土地でなく、自然の荒々しさや優しさがそのまま残っている。


さて、工房の中に入っていくと、1階は藍染の作業場だ。
120_023a_2 最初に、雑然とした光景が目に飛び込んでくる。私なども、作業場はあまり整理整頓されすぎていると、何となく居心地が悪いのだが、こういった動きが感じられる作業風景のほうが落ち着いてしまう。



奥に進んで行くと、ここが大川さん自慢の藍染の染め場である。
藍染の窯と云うのか?壷と云うのか?水槽がいくつも並んでいる。
120_018a_2 こんな大きな水槽で染色するのは珍しいのでは無いかと思う。これは、糸染めだけでなく、幅広の厚手の布まで染めるために作ったようだ。

巾2メートル、床からの高さが40センチほど、だが、実際の深さは2メートル近くもある。人間がすっぽりと入ってしまうほどだ。
手を入れてみると、ぬるっとする。青い藍染液に手を突っ込んでも、手は青くならない、何度も何度も入れているうちに酸化して発色してくるのだろうか?

水槽の右奥に見えるのがヒーターで、水槽を暖めている。温度管理をしながら藍を育てているのだ。
私の仕事で云えば、漆を扱うのと似ている。漆も温度と湿度を調節してやらないと、死んでしまうのだ。同じ天然素材を扱う職人として、同じような苦労をしているのだと感じる。

つづく

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押切り!

2010年11月25日 07時03分09秒 | 職人仲間

私の取引先の一つで、別府市内の紙箱屋さんがある。もう、25年もお世話になっている方だ。
1120_007a いつも、無理なことばかりお願いしている。普段は10個単位で箱を注文するのだが、オーダー物や一品物だと、一つ一つサイズが違うので、1個だけお願いすることも度々ある。
どんな仕事でも一緒で、一個だけ作ると云うのは、相当作業工程的に無駄があるのだが、この25年間、一度も嫌な顔をすることなく、気持ちよく引き受けてくれる。ありがとうございます。
この写真は、押切りであるが、みんなが想像する押切とは、大きさが全然違う!
この刃の部分だけでも、1メートル以上もある大きなものだ。
昔は、こんな刃を研いでくれる「砥屋さん」という職業の人が全国を回っていて、研いでくれたそうだが、そんな職業自体も無くなってしまい、現在は、自分で研いでいるそうだ。
こんな所にも、時代の移り変わりは影響してくるのだ。

1120_008a 作業をしている写真だと大きさが良くわかる。
この日は、特注の作品の箱を取りに行ったのだが、私の注文ミスで、箱の高さが違っていた。すると、「ちょっとお待ちよ!」と、即座に箱を作ってくれたのだ。
見ていて気持ちが良い!ザクッ、ザクッと押し切りでダンボールが切られる。物差しは、昔ながらの尺寸の目盛りである。
大きな箱を5分くらいで作ってくれた。職人技とはこの事ですな!

しかし、「箱屋のおいちゃん」(私は昔からこの人の事をおいちゃんと呼んでいる)の所には後継者はいません。おいちゃんが居なくなったら、本当に困ります。まだまだ、現役で仕事を続けてくださいね、お願いします!

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カオス? 混沌?

2010年09月06日 05時00分59秒 | 職人仲間

今回の私の売り場のお隣さんは、同じく大分県の日田市にある「月隈木履」下駄屋さんだ。九州物産展では、よく一緒になる。今は兄弟でそれぞれに実演販売に出ているのだが、相模原は弟の「ヒロ君」が来ている。

93_008_2 ヒロ君の売り場は雑然としている。何処に何があるのやら?山積み去れた商品の中に、道具が埋もれていたり、お客様から預かった修理の下駄が何処に行ったのか?
訳のわからない状態になっている。

お客様が「○○無いの?」と聞かれると、山の様な下駄を掻き分け、掻き分け探し出す。まるでモグラが穴を掘っていくような感じである。
「もう少し売り場を綺麗に整頓したら?」と思うのだが、この不規則に混乱した雰囲気が、彼には居心地が良いのだろう。整理をしても1時間もするとメチャメチャになっている。
先月、新宿伊勢丹ではお兄ちゃんの「タカ君」が来ていたのだが、綺麗に整頓されていて面白みが無い!
「ヒロ君の様に、雑然としていないと売れませんよ!」と言ってあげた・・・・・・。

93_010 お客様とのやり取りも聞いていて面白い。
「月熊木履」でも、傷んだ下駄の鼻緒や裏地のゴムなどの付け替えの修理をしている。
10年ほど使い込んだお客様が修理の下駄を持ち込んできた。
修理が終わり取りに来た時のやり取りであるが、どうも左右の下駄の大きさが1センチほど違うようだ。そこでヒロ君が
「これは、違う下駄の片方ずつを持ってこられたのですか?」と聞くと、
「えっ!オタクで買ったのよ!一足しか無いわよ!」
「へ~~、そうですか?」
「あらっ、じゃあ、左右大きさの違う下駄を売ったの?」
「へ~、昔、お婆ちゃんがいい加減に売ったのかも知れませんねぇ~」
「あら~、私もそれに気がつかないんだから・・・・」
「へ~、すみません」
「まぁ、良いですわ。これまでず~と使ってきたんだから」
とお客様も明るいあっけらかんとした楽しい人だったので、やり取りを聞いていて、思わず噴出してしまった。

こんなやり取りが出来るのも「ヒロ君」の持った人柄だからであろう。

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懐かしい人が!

2010年05月29日 04時52分23秒 | 職人仲間

大阪、梅田阪急に突然、懐かしい人が現われた!

528_002 この人は、私が始めて採った弟子である。不詳の弟子?
もう、17~18年前の事であるが、別府の竹の学校から頼まれて引き受けたのが、工房オンセの弟子育成の始まりになる。

当時、彼女は海外青年協力隊員として、ドミニカに行く事になっていた。
竹工芸科の先生から、
「3月に竹の学校を卒業し、8月からの語学研修が始まるまで、少しでも生産現場の技術を教えて欲しい」と頼まれ引き受けたのが始まりである。

学校を出たばかりなので、ほとんど戦力には為らない。
まぁしかし、ドミニカに行くまでに職人の作業を見るだけでも違うだろうと考えて4ヶ月ほど指導した。

その後、ドミニカ共和国に竹細工を教えに行ったのか?メレンゲを踊りに行ったのか?よく判らない3年間を過ごして日本に帰ってきた。
(メレンゲとは、ドミニカ発祥の音楽で、18~19世紀に流行したスペインの音楽にアフリカのリズムが混ざり合ったものといわれている物だ。)

私も一ヶ月ほど、ドミニカに行った事があるが、何処に行っても、町中みんな腰を振って踊ってばかりいる、この国の人は本当に働かないんだ?と思ったことがある。

協力隊から帰った後、実家のある奈良県で、竹細工を細々と初めて居たのだが、やはり学校で習った技術だけでは如何ともしがたく、もう一度大分に戻って来て、私の工房で働く事になった。
5年ほど修行して独立し一人で作品を作っていたが、お母様の体調が悪くなり、現在は奈良県に戻り、創作活動をしている。

面白いのが、この一番古い弟子と、今回連れて行った一番新しい弟子が、何となく雰囲気が似ているのだ。どちらも関西弁で、間の抜けた惚けた雰囲気、浮世離れした様な考え方がよく似ている。
由記ちゃんに「君の15年後を見ているみたいだね!」と言ったら、
「?????」と、何とも不思議な顔をしていた。

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新しい感覚の下駄!

2010年05月17日 04時53分50秒 | 職人仲間
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今回、私のお向かいの売り場には、静岡県の「げた物語」の水鳥さん、娘さんと二人で遣って来ている。<o:p></o:p>

516_002 「げた」と云うと、民芸調の物を思い浮かべるのだが、ここの昨品は実にお洒落で美しい。若い客層を狙っている、ジーンズに似合うお洒落なゲタである。

ご主人は、夕方6時を過ぎになると、だんだんとお酒が恋しくなるのか?そわそわしだす。話を聞いてみると若い頃は、毎晩一升酒を飲んでいたそうだ。今でも毎日、お酒を欠かすことは無いそうだ、よほど肝臓が強いのだろう!

516_011 戦前から続いている「げた屋」さんに生まれて、これまでに浮き沈みを何度と無く経験してきたそうだ。まず、サンダルのふっきゅうでゲタ業界は厳しくなる、その時はサンダル製造に切り替えるが、サンダルのブームも過ぎ、今度は靴の製造を手掛けたそうだ。

しかし今度も、安い中国生産に押され難しくなってしまった。

そこで考えたのが、

「もう一度、原点に戻ってゲタ作りをしよう!」

「新しい感覚で、若い人にも使ってもらえるゲタを作ろう!」 と、

同業者からは「何を今更、ゲタなんて!」と笑われたそうだが、多くの同業者が廃業に追い込まれる中、新しいゲタのファンを作っている。

大したものである。絶えず、時代の流れを掴み取り、新しい市場を作り出していく、以前からある物にしがみ付いて同じものばかり作っているのでは、とても生き残っていく事は出来ない。

何時の時代でも、危機感が次のステップへ進む原動力になる。

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薩摩錫器

2010年05月02日 06時45分18秒 | 職人仲間

薩摩錫細工は島津家十九代当主光久によって、奨励された工芸である。錫は人体に害がなく、融点が低く加工がしやすく飲食器や工芸品に、また銅との合金(青銅)として大砲の砲身に利用されるなど幅広く使われている。

52_004 錫器の精密な細工は茶筒や茶器などの機密性に見られる。蓋を口の上から下ろしていくと。スーと少しずつ下がっていく。ガタガタしたり、ストンと落ちる事はない、蓋と本体との隙間はミクロン単位であろう。

そんな精密な細工物を実演販売しているのが、厳つい風貌の岩切君、少し斜めに傾いた眼鏡をかけている、きっと、若い頃はヤンキーだったに違いない。体育会系のノリで、先輩後輩関係にはちょっとうるさい!

52_003 こんな顔をしていて、怖がりな所が有るという・・・・・。

先日、府中の伊勢丹に出店した折、宿泊したホテルで幽霊が出たという。それも、3本立てで!最初は、虎が出てきて足に齧り付かれて、心臓をバクバクさせながら飛び起きたそうだ。夢の中に出てきたのですな、次に、暫くすると今度は若い女性が部屋に入ってきて、恐ろしい顔で見ているそうだ。気持ちが悪くて夢から覚める。  (周りの仲間からは、本人が自分で風俗の女性を呼んだのだろうと言われているが?)  そして、3本目は「ベッドのシーツが体に纏わりついて動けなくなった」と云う。いわゆる、金縛りという物だろうか?

あまりの恐ろしさに、もうそれから眠る事はできず、朝までまんじりと起きていたそうだ。 翌日、伊勢丹の担当者にその事を話すと 「やはり出ましたか!」と・・・・・・・。今までも、何回も幽霊が出たと聞かされている様だ。

担当者も心得た物で、翌日から別のホテルを手配してくれたという。以前から府中伊勢丹に出店している業者は、幽霊が出ることを知っており、みんな別のホテルを予約している。

この体育会系の風貌と、幽霊話を恐る恐る話す雰囲気のギャップが何とも可笑しい!

もし、府中で幽霊の出るというホテルを体験したいという人は、是非一度、チャレンジしてみては?福ちゃん、如何ですか?

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生涯現役、68年!

2010年04月27日 06時48分11秒 | 職人仲間

ゴールデンウィークに入る前に、渡辺勝竹斎先生の所にご挨拶に行ってきた。今年で、83歳。まだ現役の竹工芸士として活躍されている。15歳位の時から、竹細工の道に入ったそうなので、もうこの道、68年と云うキャリアである。網代編みの第一人者として、この世界の巨人だ。
私の母親より、一つ年上になるので、さすがに腰が少し曲がってきては居るが、竹細工をしている姿は、ビシッとされている。

423_011 80歳を過ぎても、全然ボケた所は見当たらない!
「先生が、お元気で作業を続けて下さることが何よりですよ!」
「毎日、指先を動かしている事が、ボケ防止になっているのかな?」なんて、冗談を仰る。

先生の工房を尋ねると、いつも、実に綺麗に整頓されているに感心する。一つ一つの作業を終えるごとに、周りの掃除をなさっている。この姿勢が、機密で揺るぎのない作風に繋がってくるのだろう。

私の大好きな由布さんの工房を訪れると、足の踏み場もないほど、竹屑で散らかっている。しかし、これが由布さんの豪放さに結びつくのだから、面白い!あの、力強く、オドロおどろした表現は由布さんしか出来ない!
人それぞれの持ち味なのだ。

423_016
この道具も、50年以上使っている代物だ。竹の厚みを揃える機械?道具である。
「銑」と云う。竹細工独特の道具である。
真ん中の鉄板の上に、竹を一本挟み、その厚さで、鉄板と刃物の間の隙間を決める。その隙間を通す事で、竹ヒゴの厚さを揃えていくのだ。
先生独特の使い方があり、勉強になる。如何違うのか?と云うと、あまりにも専門的になりすぎて、一般の人には、用語から説明しなくてはならないので、今回は止めておく。

重厚感のある道具だ。両サイドの金具は50年の重みが感じられるが、刃物や竹を滑らせる部分は、今でもピカピカである。

先生の工房で、何気ない話をする中でも、いろんなノウハウを拾う事が沢山ある。今でも、技術的な問題に突き当たると、此処に来て解決する事が多いのだ。

これからも、元気に現役を続けて頂きたい!竹細工暦80年を目指して!

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