東京のお客様から注文されているアタッシュケース、前回よりも縁が付いて相当形が出て きた。今日はこれにつける金具の打ち合わせ。神奈川在住の彫金作家にデパートまで来てもらい試作の金具を当てながら細かい調整、どの部分にビス穴を掘るのか?厚みは何ミリにするのか?現物に合わせていくと思わぬことが分かりミリ単位で確認できた。
新しい物を作る時は普段の作品作りの3倍手間が掛かる。ちょっとしたことが分からず作り直し作り直しと手間が掛かるのだ。しかし、この失敗が私のノウハウになっていくので、今回苦労した経験がまったく違う時に生きてくることがある。 この写真の試作品もお客様に渡すものではなく、試作のサイズを割り出すものだ。この試作の失敗からデータを取り出し本番作り、まだまだ先は長いや。