高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

夢を売る男

2013年05月22日 05時51分42秒 | 本と雑誌

「永遠の0」の著者である、百田尚樹の新刊を読んだ。
この百田尚樹と云う作者は、実にいろんな面を持った作者で、毎回発表する作品の顔が違う!

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今回の「夢を売る男」は、一般の人の中から、「ひょっとしたら、自分には小説の才能があるのでは・・・・」と、勘違いしている人たちを、良い気分にさせて上手く儲けている出版業者の話である。

読んでいる内に、「これは俺のことだ!」と、思い当たる節がある。
毎日、ブログを更新するような人間は、表現したい、訴えたい、自分を理解してほしい、という強烈な欲望の持ち主なんだ。こういう奴は最高のカモになる。」
などと、書かれていると、本当に俺のことだ!と思ってしまう。

きっと、この本を読んで、私と同じような感想を持つ人が相当いると思います。

でも、とっても面白い本でした。

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