毎年、7月末から8月初めは広島三越に来ています。
私の住んでいる所は、標高が530mと高い性か、ほとんど蝉の声を聞きません。
私の中では、蝉の声と云えば、広島が付いて回って来るのです。
朝早く起きて、汗びっしょりに為りながら、蝉の声を聞き、歩き回るのが広島です。
昨日は、催事前日の準備日です。閉店後の飾りつけに為りますので、夜8時まで時間が有ります。
今回は、30年来お世話になっている中坊さんが、広島大学病院に入院されていると聞きお見舞いに行って来ました。
私は30年ほど前に、広島県の竹原市で竹工芸課の講師を7年ほどやって居ました。
中坊さんは、私が初めて竹細工の講師になった時の生徒さんです。
当時の中坊さんは、定年退職をしたばかりの60歳、まだまだ元気いっぱいの方でした。
当時30歳だった私を、我が子の様に可愛がって下さった方です。
立場上、竹細工の講師ですから、こんな若輩者の私を「先生」「先生」と立てて下さいます。
人生の大先輩の中坊さんからは、反対にどれだけ人生訓を学ばさせて頂いた事か!
私どもの結婚式にもわざわざ広島から、仲間の生徒さんを連れて来てくださったり、私が竹の講師を退職した後も、公私にわたり助けて頂いて居る方です。
この度は、急な事ですが、咽頭癌が発見され、急遽の放射線治療で入院されています。
88歳になりますが、背筋はしっかり伸び、矍鑠とした態度は全然変わりませんでした。少し、安心いたしました。
一日も早く回復され、元の生活に戻られることを祈っております。
さて、今日から8月4日まで、広島三越1階のエスカレーター前にて、実演しております。是非、お近くの方は遊びに来てください!
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