以前から、懸案となっていることがある。
漆を塗った時、青黒い色が付くことがあるのだ。
漆を塗るまでは、全く分からないのだが、下地の漆を塗った時に、時々、出てくるのだ。
今回は、特別、激しく色が出た。
この下の方の、籐飾り2か所に色が出たのだ!
信じられない事だが、同じ、籐でも上の十字型にしたところには、全く反応していない。
普段は、茶色とか、黒とか、赤・緑と染色した物には、この反応が出ていても、元々竹を染色しているので、判らないだけで、どの作品にも、出ているものと思われる。
しかし、こういった炭化竹や生成りの竹に漆を塗った時、現れるのだ。
注 (炭化竹とは、古い藁葺屋根の骨組みに使われて、囲炉裏の煙で何十年も、燻された竹の事を「煤竹」と云うのだが、現在は、高圧釜で人工的に処理した竹の事を云う。)
以前は、女性の職人が漆塗りをした時に、良く現れる現象だったので、
化粧品が悪いのでは無いか?
ハンドクリームが悪いのでは無いか?
などなど、
使っている刷毛を新品にしてみたり、前掛けを新品にしてみたり、ありとあらゆる実験をしているのだが、いまだに原因が判らない!
今回は、竹の部分には、一切変色は出ず、籐の一部分だけの出た。
籐の周りには、一切広がっていない!
そんな事から、籐の原料自体に、化学成分が染みついているのかも知れない?
そこで、原材料の籐の端っこに、漆を塗って反応があるのか?どうか?実験してみることにした。
天然素材は、何が出てくるのか判らない事がある。
一日も早く、原因を探りたいのだが・・・・・
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