竹箸「由布」が静かなブームを作っている。
お年寄りになって来ると、お箸を握る力が段々衰えてくるのだろう。いろんな所の機能が衰えてくる。お年寄りが「ペー」と言ってタンを出そうとしたり、口からよく食べ物をこぼしたり、気管に食べ物を詰まらせて咽ていたりと、若い頃そんなのを見て、思わず眉を顰めていた。しかし、確実に誰にでも老化は訪れてくるものなのだ。
今日も老夫婦に竹箸を勧めてみた。塗装のしていない生成りの竹箸はホントに滑らない。こんにゃくをサイコロ状に切り、お椀に浮かべて、使い勝手を体験してもらっている。ツルツルのこんにゃくを箸で摘んでもらうといかに竹箸が使いやすいか判ってもらえるのだ。少し指使いに衰えが出だしてご主人が竹箸を使ってにっこり、お買い上げ頂いた後にご主人から握手を求められた。「何か良い仕事をしてるよなー」と感じた一コマであった。
福岡の満点堂さんも、ご紹介頂いています。今年のスタッフへのプレゼントとして、お名前を彫って!満点通信でも、工芸品企画として取り上げて頂いています。
http://mantenblog.blog90.fc2.com/blog-entry-513.html
そういえば、思い出した。昨年の東急東横店では、「トホホじじい」が来て、いきなりこのこんにゃくを食べようとしたのだった。http://once.blog.ocn.ne.jp/ajimu/2007/06/post_13d5.html#comments
http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20070621
残念ながら、6日目まで「トホホじじい」は来ていないので、助かっているが、ひょっとして、最終日の今日、来るかも知れない!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます