昨日見た映画。 SEPARATION

SEPARATION　イランの映画みたいです。２０１１年度の映画です。すごい、様々な映画の賞も
取ってる、映画です。　

主人公の男性は　妻から別れを切り出されてます。理由は　妻は海外に行くビザを取ってるので、
娘と夫を連れて、国からBETTER　CHANCEを求めて出て行きたいのに、夫は　アルツハイマーの
父親を　介護するため　家から離れないということ。　とりあえず、妻は家をでることに。
そのため　男性は　父親を見てくれる　女性を　雇います。

これが　プロローグです。　最初から、この、男性のすごい自分勝手が見えてきます。
これは映画の意図してることなのか？　介護してくれる女性に対しての感謝も、何も
見えてきません。彼の一番大事なのは　彼自身、父親、そして、自分の娘です。
でも、映画を見てるうちに分かってくるのは一番大事なのは　彼自身それしかないのです。

彼は怒りにまかせて、介護してくれる女性をつきとばし、結果女性が流産してしまいます。そのため
殺人罪に問われてしまうのですが、自分をかばうために　娘に嘘までつかせる結果に。。。
モラル的には　彼は賠償金を払って当然なのですが。

映画としては　興味を引き、見せる映画ですが、ちょっと　かなりいらいらさせられる映画でも
ありました。
あまりにも、この男性は　自分勝手すぎると　思います。
イランの　中流階級の生活が垣間見れるのは　面白いですけどね。