自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

大前研一『ザ・プロフェッショナル』『考える技術』

2005-10-15 04:43:41 | 小説以外 

大前研一 氏著『プロフェッショナル』『考える技術』

 を読んだ。前者のほとんどの内容はハーバード・
ビジネスレビューの連載で読んだので本の表紙ほど
びっくりな内容とは思わなかった。
 あの歳でドウドウと自著の表紙に自分の姿を飾れる
人は他にいないのではないか。
カッコイイと思った。少なくともダサクはない。
背景から俺を見ろっ!!これがプロの顔つきだ!!
って聞こえてくるようだった。

後者は、かなり読みやすく書かれていて、勉強になる。
特に「売り上げが伸びなくなった」それは、なぜか?から
始まるシュミレーション・ロジック・ツリーによるピラミッド
・ストラクチャーの説明は、かなり分かりやすい。
トップ・コンサルタントの頭の中がなんとなくだけど分かった。
とにかく
 Forces At Workを読む大切さと仮説、
検証のためのデータ収集活動、解決策の提示
のくり返しが大切。これがすなわち論理思考の
基本。考えることとは、自分に質問し、答えを出してみること。
そして、合っているか検証してみること。

英語がまだまだなので、早く
『ネクスト・グローバル・ステージ日本語版』が読みたい。


山本文緒『恋愛中毒』

2005-10-15 04:09:44 | 経営-ミッション-ビジョン-グランドデザ
山本文緒氏著『恋愛中毒』を読み終えた。

 最初、編集の会社で働いていて、既に別れた女性に
追っかけまわされている井口が主人公がだと思いきや、
 
 水無月という同じ会社の女性が主人公になっている。
最後にはこの女性は単なるストーカーになっていて
恐るべし!!と思った。
 
 読んでいて登場人物の創路という作家男のキャラクター
(しゃべり方、、女癖悪し、子供っぽい態度)と水無月の
感じているこの男に対する「初期」の思いは面白かった。

しかし、この人の他の作品を読んでみたいとは思わなかった。