自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

『みなさん、さようなら。』

2008-07-06 00:07:40 | 映画

感動映画
余命が少ないことが分かり、どう生きるか。
少ない時間で、自分の人生に納得することができるか。
できても、できなくても、生き物には死があるから
生き物とよぶ。

べたな映画ですが、感動できます。

深刻な病に侵された父をその家族、友人たちが温かく
見守るという話。
家族は、妻、長女、長男の4人。友人には、
愛人だった女性ふたりに、ゲイや大学教授など。

長男は、投資会社で働く、やり手のディーラー。
父は、大学の先生。考え方が大きく異なるも、
本当は、素直になれないだけ。

長男の少し、曲がった愛情が垣間見られるが、
例えば、大学時代の教え子に自発的に訪れたと、
思わせ、実は金を渡した場面。が、ロッカーぽい、
彼氏とめがねかけた頭はよさそうな学生は受け取るが、
ロッカーっぽい男の彼女は、そのお金を拒否する場面がある。

それも、父を愛するが故の息子の優しさか。
長男と父は仲が悪かったが、次第に互いの心を通わせていく。