自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

ジェシー・ジェームズの暗殺

2008-07-13 20:07:04 | 映画

監督・脚本 アンドリュー・ドミニク

原作:ロン・ハンセン
製作:ブラッド・ピット、デデ・ガードナー、リドリー・スコット、ジュールズ・ダリー、
デイビッド・バルデス、
製作総指揮:ブラッド・グレイ、トニー・スコット、リサ・エルジー、ベンジャミン・ワイズブレン

無法者のジェームズは、主に列車を襲い、強盗を繰り返した。彼が、
もっとも恐れたのが、身内の裏切り者。この映画では、最終的に、
自分に憧れを抱き、近いづいてきた存在に撃たれてしまう。
南北戦争で、南軍兵士として戦い、国に対しては相当の嫌悪を抱いていたらしい。
アメリカの象徴的な存在とも言われたそう。
そんな人物をブラッドピッドが常に孤独感を漂わせる難しい役を物静かに演じる。

オフィシャル

Photo


五條瑛『R/Evolution 5th 愛罪』

2008-07-13 01:45:45 | 小説

p72

「誰かを憎むとどうして人間はとんでもない力を発揮するのかな」

「俺にもよく分からないが、ただ1つ言えることがある。愛を糧にして生きていくことは難しいが、憎悪を糧にすることはラクだ。愛には常に疑いがつきまとうが、憎しみに疑惑はない。愛を失うことは苦痛だが、憎しみは失っても困らない。-お前に理解できるかな。つまり人間っていうのはどんなときでも卑怯なんだよ。無意識に、無邪気に、自分にとって一番ラクで安全な道を選ぶ。復讐って感情はな、自分を被害者に見立てることで生まれる感情だ。加害者という自覚がある人間は、誰かを憎んだりしない」