自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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沖縄

2012-09-06 22:06:27 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

松岡正剛氏の千夜千冊でNHK取材班『基地はなぜ、沖縄に集中しているのか』という

HOTの話題が取り上げられています。なぜ、HOTかといいますと、ちょうど、沖縄をメインテーマとした山崎豊子氏『運命の人』(文春文庫)1~4分冊を読み、4巻のとうとう真ん中当たりのページを読み解いているからです。そう、ブクログ書評にも書かれている人が多かったですが、読谷村に主人公が流れ流れて、再起の生活を送る場所が沖縄で、弓成の取材を通じて、読者は、沖縄の明るい反面、裏部分、日本で唯一陸上戦が行われた沖縄、その際の集団自決、1955年以降のもはや戦後ではないなどと言われてからも何度も起き続けている少女・女性への米軍関係者による暴行事件等。

オスプレイが飛ぶことなんぞは問題の枝葉で、なぜ、沖縄で離発着しているのか。それは基地があるからですが、ではなぜ、基地があるのか。ここに踏み込んでほしいと思っておりました。書籍ではかなりありますが、マスとなるとメディアはどうしてくだらない枝葉問題の表面部分のみ掬い取っているのか、トンと検討が付きません。楽だからなのかな?といわれても仕方ない気もします。

・沖縄住民の安全/保障

・日米関係の再定義

・今後の安全保障・防衛の位置づけの表明

 外交/防衛 対北朝鮮、ロシア、中国、韓国等。

・沖縄県の米軍関係者の消費による経済効果をどう捉えるべきか。

・基地をどう再利用するのか。

・自衛隊の位置づけ

などなど大きな話になっていくテーマではあります。

運命の人はどう着地するのか楽しみですが、一度、襟をただし、沖縄について”個人的に”真面目に学ぶ必要があるなと感じております。