自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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世の中のシステム

2014-10-11 16:04:08 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

・日本では

食料が年間に、

加工段階で、400万トン

流通段階で、600万トン

生活者が、1000万トン

廃棄処分されている。

アメリカではこの3倍の量が廃棄されている。

この量は世界の飢餓をなくすことができるレベルの量だ。(春秋社 松岡正剛『世界と日本の間違い』)

配分の仕組みが間違っているといえはしないか

table for two という活動をしているNPOがある一方である。

table for twoは、先進国の過剰カロリー摂取を改善するためにあらかじめ量を

抑えた食事を提供し、節約しようという考えのもと⇔特に社員食堂があるような大企業に積極的に導入してもらう、抑えた部分のお金を途上国の食糧のために配分するといった仕組み。(日本能率協会マネジメントセンター小暮真久『20円で世界をつなぐ仕事』)素晴らしい。

ただ、そもそも無駄に加工・生産される仕組みって変ではないか?

この疑問を出発点に世界史を読み解いていこう。