自己と他者 

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ロボットからサイボーグへ

2006-09-18 00:05:33 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

ロボットが一般家庭に普及するにはまだ相当の年月を要するようだ。

何しろ、ガタガタで走ってる段階で、大うけのレベル。一方で、2008年にも実用化されるとみられるのが、サイボーグだ。

TBSの「情熱大陸」や立花隆氏がファシリテーターを勤めていたNHKの番組で、サイボーグが取り上げられ、NHKでは近未来を舞台にしたアニメ『攻殻機動隊』が取り上げられていたが、キーはやはり、まだ未開の部分が多い脳である。

立花隆氏 と 押井守氏が対談していたが、押井氏いわく、すでに「人間の住む都市自体がサイボーグ化している」と述べていたのは印象に残っている。

サイボーグは人間を包むモビルスーツのようなもの。脳から発せられる微弱の電気を利用して、人間の持っている力をコンピューターの力で何倍にもする。例えばそれは、きつい、危険な労働作業から解放されることを意味する。

さらに、生まれつき脚が悪い人でも、電気信号自体が脳から発せられていれば、スーツを装着させることで、走ることさえ可能になるかもしれない。

30年後には押井氏が描いてみせた『攻殻機動隊』に近い世の中になっているのだろうか。

  • 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。(A robot may not harm a human being, or, through inaction, allow a human being to come to harm.)
  • 第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。(A robot must obey the orders given to it by the human beings, except where such orders would conflict with the First Law.)
  • 第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。(A robot must protect its own existence, as long as such protection does not conflict the First or Second Law.)
(日本語訳は アイザック・アシモフ 小尾芙佐訳 昭和58年「われはロボット」早川書房 P5 より引用)

立花隆 メディアソシオポリティクス

     記事のNHK番組について


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