ケンのブログ

日々の雑感や日記

大阪中心部の地下街

2017年08月31日 | 日記
先日、大阪中心部のWU地下街へ久しぶりに行った。
そこの地下街で豚丼を食べてパン屋で
メロンパンを買って食べた。
それからトイレに行った。
トイレから出たあとちょっと一息入れようと思い
僕は地下街の通路でしゃがんだというか
正確にはヨガの花輪のポーズをとった。
ヨガの花輪のポーズはちょっと見にはしゃがんでいるのと
何ら変わらないように見える。
しばらくそうしているとどこからともなく
ガードマンがやって来て「ここは通路なので座るのはやめてください」と言った。
別に座っていたわけではないけれどまあ細かいことは
どうでもいいかと思い
僕は「申し訳ありませんでした」と言って立った。
時間調整のためその地下街で20分ほど立っていると
足がだるくなってきた。
それで僕はまたしゃがんだというかヨガの花輪の
ポーズをとった。
するとそれを見計らったかのようにさっきの
ガードマンがまたやって来て
「座るのはやめてください」と言った。
またかよ、と僕は思いとうとうこらえきれなくなって
「これ座ってるんちゃうで、ヨガのポーズやで、お前できるか」と言った。
「スマホをしておられる方もおられますので危ないです」とガードマンは言った。
「オレ、スマホをしてへんやんけ、それに立っとるよりも
すわっとった方が危ないっていう客観的根拠があるんか」と僕は言った。
「細かい言葉の定義はわかりませんけど、
協力してもらえないんならいいですよ」と言って
ガードマンは去っていった。
僕はこの地下街で豚丼を食べてパンも買って
それでガードマンに非協力者扱いの捨てぜりふを言われるのかと
思った。
なんだか情けない気持ちになってきた。
家に帰ってきてからも情けないやら腹がたつやらで
なんだかこらえきれなくなって僕は
ネットでWU地下街の電話番号を調べて電話した。
電話に出てくださった割りと年配と思われる方に
ガードマンと僕とのやり取りを説明して
どうにもこらえきれない気分なんです。と僕が言うと
電話に出てくださった年配とおぼしき男性は
「それは、不馴れなガードマンだったと思います
申し訳ありません。そういうお客様がすわっておられるか
しゃがんでおられるようなときは、お加減いかがですか?
とか色々声のかけ方があるんです。申し訳ありません
今後もどうぞWU地下街をご愛顧ください」とおっしゃってくださった。
僕はほっとして
「こんなんだと、ガードマンにガードしてもらえるどころか
地下街でガードマンに、いつ何を言われるかとおびえていなければならない、
もうそれがほんとうに憂鬱なんですよ」と言った。
「お気持ちはよくわかります。またミーティングなどを通じて
お客様への声かけの仕方に注意するようにいたします」
と年配の方はおっしゃってくださった。
ほんとうに僕がナーバスになっているのかも知れないけれど
昔はこんなことなかったのになあ、ガードマンを
気にしながら地下街に行くのはごめんこうむりたいなと
それでもなお思ってしまう。
そういえば僕の家の近くのスーパーマーケットでは
「お客様の快適で安全なお買い物のためにガードマンが
店内を巡回しております。ご理解いただきますように
よろしくお願い致します。スマートフォンでポケモンゴーをなさる
お客様はスマホの画面を見続けないでください。ポケモンが
現れたときは音でお知らせします」と何度も何度も
アナウンスしている。
こんなアナウンスも僕がガードマンに憂鬱を感じてしまう
世相を反映しているのだろうか。
それにしても昔はこんなことなかったなあと思うのは
自分が歳をとったしょうこなのだろうか。