硝子戸の外へ。

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確信犯。

2024-09-22 14:25:23 | 日記
職場の人との雑談で、自治会をまとめている男性から「ゴミ出し」での問題を聞いた。

その人は戦後から発展し続けた住宅密集地に元から住んでいて地域の移り変わりを見続けていた人で、これまでにはなかったルールを無視したゴミ出しをする人が現れたことによって、自治会やその地域に暮らす人々の頭を悩ませることになった。
ルールを無視されると、担当の人がそのゴミを処理せねばならなくなり、とにかく迷惑を被っているそうである。

そこで、君のところはどうしているのかを聞かれたので、ルールを無視したゴミは手を付けず、自治会の担当の人がそのゴミに注意書きをした張り紙を張り、出した本人に回収してもらうことにしていると答えた。
しかし、僕の住んでいる町は、過疎化の進んだところで、ゴミ出しをするメンバーも限られているので、今のところ、それで機能しているのであるが、その男性の住んでいる地域とは人口が違いすぎるので参考にならない。

悪質なゴミ出しを阻止する為に、その人は自治会の皆と考え、ゴミ捨て場に監視カメラを設置したのであるが、そのルールを無視する人は、監視カメラが設置されているにも拘らず、ルール無視のゴミ捨てをおこなったのであった。
実際の映像も見せてもらったのであるが、解像度が低く人物の特定は難しそうであるが、話によると、どうやら「犯人」はその地区の人ではないようで、分からないままゴミ出しをしているのではなく、前日の夜に、分別もせずという意図をもっているのである。

そして、映像にぼんやり浮かぶ男性は容姿から推測すると、50~60代の男性であり、監視カメラに映ったところで分からないだろうという確信的な行動に見て取れた。

映像からでは特定できずにいると、「どうにかならないだろうか・・・」と漏らしていたので、その場にいた人たちといろいろ意見を出し合い、監視カメラを増やし多角的に撮影するしかないのではとの結論に至ったのであるが、そもそもである・・・・・・。

いい大人が、誰かに迷惑をかける事を分かっていながら、迷惑行為を働いているのである。
しかも、「ゴミ出し」という簡単な作業で、である。

話を聞いていて、ずっともやもやしていたのであるが、きっとこういう残念な人がこの社会をダメにしているのだろうと思う。

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