和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

藍染め名刺。

2017-06-21 07:30:00 | 福知山伝統文化を守る会
先日、出来上がった由良川藍×丹後和紙の藍染め名刺。







福知山伝統文化を守る会(丹波漆、由良川藍、丹後和紙)の第一弾のコラボ商品として、各新聞社さんに取り上げて頂きました。

6/13付 両丹日日新聞


6/18付 京都新聞


メディアの力は、やはりスゴイですね。

お陰様で、連日、問い合わせがあり、
8月からの発売に向けて、もうすでに、たくさんの予約を受けさせて頂いております。

同会会員の方も、さっそく印字して下さってました。

表面は、個人情報なので、そのままで載せる事が出来ず残念なのですが、

名刺の裏面は、こんな風です



丹後和紙×由良川藍
Made In Fukuchiyama


素敵ですメイド イン 福知山

正真正銘、福知山産の藍染め名刺、たくさんの方に使って頂けたらなぁ…と思います。



看板犬『きなこ』

2017-06-05 07:30:00 | きなこ
先日、徳島へ行った一番の目的は、

そう…アレでした。柴犬を見にいく事…


柴犬ばかりを育てておられるブリーダーさんが徳島県に居られるのを主人がネットで見つけ、

はるばる徳島県の犬舎まで車を走らせてきました。

で、

そこで、見つけたんです。
出会ったんですよ、可愛い女の子の柴ちゃんに。

その場で連れて帰る事も出来たんですが、犬を飼った経験の一度もない私たちは、もう一度、家へ帰ってゆっくり考えてみる事にして、犬舎をあとにしました。

帰ってきて、考える事、一週間。

やはり徳島で出会った可愛い子犬を忘れる事は出来ず、

心の中では、もう家族になってしまっているその子犬を譲って頂くことに決めました。

ブリーダーさんに陸送の手配をして貰い、中継地点の運送屋さんまで引き取りに行く事に…

夜中のうちの輸送になるそうで、中継地点に子犬が到着する夜中の3時めがけて家を出たのですが、

その夜は、天の川まで見える満天の星空で、主人も娘も私も、なんとも胸が熱くなり、美しい星空を見上げ、家族が増える喜びをかみしめていました。

4時間もの陸送に耐え、環境の変化にも負ける事なく、我が家にやってきた子犬は、めちゃくちゃ元気です。

で、でも、実は…
訳あって、今は別居中なんですけどね。子犬と。

また、その事は笑って話せる日が来るでしょう。

今は、子犬の『きなこ』に心癒やされる毎日です(*´艸`*)



ワタチ、看板犬のきなこでちゅ。





ジャパンブルー。

2017-06-02 12:30:00 | 仕事風景
今、藍染めの名刺、試作中です。

白く漉いた和紙に藍染めを施し、

その染めた和紙をまた溶かし、名刺のサイズに漉き直していきます。

その製法を『漉き返し』と言います。

漉き返す事により、繊維の奥まで藍色が入り、更に劣化も防げます。


桂離宮の茶室などは、この製法で作られた和紙が、襖や床の間、障子にも貼られているそうです。

今回、元になる和紙を、福知山藍同好会さんに、由良川藍で染めて頂きました。

それを、溶かし、紙漉き、乾燥…

ようやく試作が出来上がりました。

















日本の伝統色、藍色。

ジャパンブルー、なんとも良い色合いです。

由良川藍と丹後和紙のコラボ、良い物が出来上がりそうです。

さて…
藍色の名刺に、何色のインクで印刷するとしますかねぇ…(*´∇`*)