和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

一点の曇りもない…

2021-10-20 08:01:49 | 仕事風景


墨書用などに使う少し漂白した紙。

原料の塵(ちり)を選るのが大変です





強い薬品を使えば塵を選る作業は省けますが、それでは楮の繊維が傷んでしまいます。

結局、手間と時間を掛けるしかないんですよね〰️〰️

でも出来上がった和紙を見て納得!!
純白で一点の曇りもない美しさです


仕事が はかどらずため息ばかりついていると、情熱大陸のテーマ曲をうしろから そっと流す娘、

母親の性格を知り尽くしている娘です。

あの曲は、
職人魂をくすぐる…
いやいや職人を支える嫁魂をくすぐる曲ですわ~~、ホンマに

和紙灯篭と藍染の展示

2021-10-19 13:59:33 | 伝承館
10月9日より、お隣 和紙伝承館さんの展示が変わっています!(あ〰️、また時差ボケ)



今回は、和紙灯篭と藍染のコラボ展です。









灯りの恋しくなる季節ですよね~~
自然が醸すカズラの曲線美を活かした和紙灯篭と、

種から蒔いて、染め、製品作りまでを一貫しておこっておられる藍染め作品の数々を、
ぜひこの機会にご覧下さい!!

伝承館の鬼さんと、




我が家の看板犬きなこがお待ちしております。(あっ…きなこ、足!足!!)






S枝さんの畑

2021-10-18 12:37:14 | きなこ
朝晩が涼しい…を通り越して一気に寒くなりました

あれほど暑くて どうしようもなかった夏も過ぎてみればアッという間。

長袖の服を引っぱり出してきて、靴下も二枚履きました。

冷えは大敵です。

季節の移り変わりにホント身体がついていきません

ついていかないのは、このブログの更新も同じ。

書きたいことは、毎日 山ほどあるのに追いついていきません(;´д`)

今日も、時差ボケのブログです。

S枝さんの畑…

きなこの散歩コースにあります。


横を通ると、畑からS枝さんが出てきて下さり、
いつもたくさんの採れたて野菜を下さいます。

この夏もたくさんの野菜を頂きました!




ゴーヤは夏が終わりそうになっても何度も頂き、

美味しくゴーヤチャンプルで頂きました!



S枝さんのゴーヤのお陰で夏バテせずに過ごせたのかも。

沖縄の方って、皆、お元気で長寿ですもんね。


たくさんの野菜を頂いて、
『きなこちゃ~~ん』と、
かまってもらえる事に味をしめているきなこは、

S枝さんが畑に来ておられない時にも、
必ず畑の前で待機します。
S枝さんの姿を探して、なかなか動かないんですよ…


S枝さんの畑は、最近までそれはそれは綺麗なコスモス畑になっていました。







もうコスモス、終わっているでしょうね…

S枝さ~ん!
いつもたくさんの野菜をありがとうございます!
今度は、冬野菜楽しみにしていま~す!(あつかまし〰️〰️)






母の入所費が上がりました((T_T))

2021-10-16 18:42:20 | 母のこと
『介護保険負担限度額認定』

この制度、
定められた条件を満たすことで、介護保険施設を利用する際に、支払う住居費 食費が軽減される制度です。

特養に入所する私の母親にとっても、住居費、食費を軽減してもらえるとっても良い制度だったのですが、

この8月から内容が少し変わり、負担がグンと増えました((T_T))




これまで一日650円に軽減してもらっていた食費が、8月から1350円!!

なんと2倍以上に!!

これまでひと月10万円ちょっとだった入所費が、


2万円も上がりました。

年間にすると24万円!!

これだけ急に上がるとちょっとシンドいですよね(;´д`)

この国の官僚さんや国会議員さんは、高齢者や私たち庶民の暮らしをどれだけ把握して下さっているんでしょう…

介護保険制度を維持させる為には仕方のない事なのかもしれませんが、
もう少し弱者に寄り添った改革をして欲しいです。

あ、話は変わりますが、
昨日、我が家の敷地内で、白昼堂々と(不倫現場目撃でもあるまいし)


鹿が侵入してきて何かを食べておりました。

夜は、もうそこらじゅうにウヨウヨと居ますが、昼間は初めてです。

うわっ!こっち見とる~~(o゚Д゚ノ)ノ


山には、よほど食べ物がないのでしょうか…

こわ~~


二日違いの誕生日

2021-10-12 09:37:47 | みゆきの日記
娘が生まれた日の事を、仕事をしながら思い出していました。

今月7日が私の誕生日、
5日が娘の誕生日、
二日違いの誕生日なんです。

私の誕生日の2日前に生まれてきてくれて、

25歳の誕生日は、産院でとても幸せな気持ちで迎えたことを覚えています。

でも、娘の出産劇、
とてもとてもドタバタでした。

出産の日、主人は名古屋に一週間の出張中、
義父は大阪に出張中でした。

出産予定日の少し前から実家に帰らせて欲しい!とお願いしたけど『ダメ!』と言われ、

男性陣の留守を義母と守っていました。

初めての出産なのに主人が居ない、そして義母と二人…という不安。

24歳の私がよく堪えれたな~~と、今になって感心します(笑)

出産当日の明け方、シクシクと痛くなるお腹に、
『これが陣痛?』と、それさえ分からず悩みました。
間隔を計ると10分ちょっと。
義母が起きてくるのを待ち、産院に電話。
入院の準備をして産院に向かいました。
主人が居ないので、義母の運転で乗せてもらって…

それも軽トラで!!
はい!!軽トラックですよ!!

お隣 綾部市の産院までは峠をひとつ越えなければなりません。

軽トラで横揺れ、縦揺れ…
((( ;゚Д゚)))
カラダを固定するのに必死でした。

妊娠した時、福知山の実家近くの総合病院で出産したい!と言ったけど、これまた『ダメ!』と却下されたことを軽トラの助手席で恨みました。

産院に着き診察。

『陣痛??ウソでしょう?まだまだですよ』の診断…

ええっっ…

一旦、自宅に帰って様子を見る事になり、また峠を越えて帰りました。

帰り道の横揺れ縦揺れでまたお腹の痛さは増し、

家にたどり着いた頃には、とても強い痛みに…

また電話して産院にとんぼ返り。

義母への遠慮もあって、どれだけシンドかったことか。

またまたガタゴト揺られて、産院近くの最後の信号では『ウー-ン』と、いきみたくなっていました(ヤバイ!)

産院玄関に軽トラを横付けしてもらって、

軽トラから飛び降り、分娩室のある2階まで駆け上がりましたε=(ノ・∀・)ツ

分娩台にも飛び上がり(?笑)
午後3時入院、3時8分誕生の大安産でした。

毎年、誕生日がくると思い出し、ブログに書いたり、話をしたり…

娘には『おばたん!!それ何回も聞いた!!』と嫌がられています┐(´д`)┌

でもね~~

私、自分が生まれた時のこと、あんまり詳しく知らないんですよ~~

母の実家近くの福井県にある母子センターで生まれた…ということだけは聞いているのですが。

母が認知症になる前に、もっと詳しく聞いておけば良かった…

なので、これからも娘には誕生日のたびに、この話をしたいと思います。