和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

嬉しかった話。

2014-11-30 17:00:00 | 伝承館
なかなかブログの更新が出来ずにいました。


先週、伝承館での灯りの展示の様子がNHKのニュースで放映されて以降、


連日、朝から夕方まで途切れる事のないお客さんが来て下さり、


大変忙しくさせてもらっていました



この一週間、自分の仕事に取りかかれるのは、いつも夕方 お客さんが帰られてからで、

残った仕事を夜の残業で片付けていたので、なかなかブログの更新まで手が回りませんでした



先日、とても嬉しい事がありました。


和紙がユネスコの無形文化遺産に登録される事がいよいよ決定した!との報道があった翌日…


いつも和紙をお世話になっている京丹後市のAさんがわざわざ足をお運び下さいました


『和紙の無形文化遺産の登録おめでとうございます!』


『大変な仕事なのに、いつも内助の功で陰から支えておられる奥さんに心ばかりのお祝いの品です


と仰り、とても嬉しい贈り物を頂きました









京丹後のお酒…『きょうおとめ』


京丹後の地酒に、栃木産いちご『とちおとめ』使用のいちごリキュール




アルコールがダメな人にでも、冷やして飲むと、とても美味しいのだそうです




とてもとても嬉しかったです



無形文化遺産登録のニュースは、何度考えても腑に落ちず、

あの盛り上がりと賑わいに悶々としていました。


でも、文化遺産に登録してもらうより、

私の事を、内助の功で…と、そんな風に思って下さる方が居る事のほうが嬉しくて嬉しくて、


もうそんな事、どうでもよくなってきました


文化遺産に登録されようが、されまいが、

うちの和紙を待ってくださっている方たちの為に、

私たちは、これまで通り、一生懸命和紙作りをしていけばいいのですよね


Aさん、本当にありがとうございました。



で、話は戻りますが、


灯りの展示は、本日(11/30)までの予定でしたが、

大好評の為、一週間 会期を延長する事になりました。

2013年度、観光庁主催の魅力ある日本のお土産コンテストでグランプリを受賞された灯りも展示されています。

12/7(日)までの予定ですので、この機会にどうぞ観に来て下さい♪











あ~~

いちごリキュール早く飲みた~~い



誕生日♪

2014-11-22 19:40:00 | みゆきの日記
今日、11月22日は、実家の父と、弟と、

そして、主人の誕生日でした


3人一緒の誕生日なんて珍しいですよね。


若い頃は、なんとも思わなかったのですが、

この歳になると、なんだか不思議な縁(えにし)を感じてしまいます。



昭和ひとケタ生まれで、頑固者の父は、


医者ギライで、50年近くもお医者さんにかからなかったツケが回ってきて、


今、自宅療養中の身です。


でも、スポーツ好きの父いわく、


『東京オリンピックを観るまでは死ねない!』

いやいや、

『死なない!!』そうです。


東京オリンピックを見届けて、結果をあの世の友達に報告する義務があるのだとか…(苦笑)


あと6年…父が元気で居てくれて、もっともっと親孝行が出来ますように…


それと…


父と母が病気になってから、不安定な私をいつも支え、

仕事が終わってから夜遅く、いつも実家についてきてくれる主人にも感謝感謝です。



父と弟と、そして主人、

お誕生日おめでとう~~(*^▽^)/★*☆♪






『糸巻き和紙ランプ作り』体験教室。

2014-11-22 10:00:00 | 伝承館
なかなかアップ出来ずにいましたが、

先週日曜日に催した『糸巻き和紙ランプ』体験教室の様子です


大好評だったランプ作り、今年も広瀬創作工芸 廣瀬勲さんご夫婦に講師をお世話になりました























織物用の糸巻きの木枠に、思い思いの和紙と押し花を貼り付けて、素敵なランプがたくさん出来上がりました


今回、16名の方にご参加頂いたのですが、


前回の大江さんの書道教室から続けてご参加下さっている方や、


前々回の澤田先生の講習会から三連続ず~っとご参加下さっている方もあって、


参加者の皆さん同士の繋がりも出てきたように感じました。


『こんにちは、また出会いましたね♪』と声を掛け合っておられたり、


帰りの足の無いおばあちゃんには、

『駅まで送りますので、私の車に乗っていって下さい♪』

と、親切に声をかけて下さる方がおられたり…


嬉しい場面にたくさん出会いました



今年度の丹後二俣紙保存会の啓発事業がこれですべて終わりました。


皆さんのお陰で、当初の


『地元の方に和紙の良さを知ってもらい身近に感じて頂く…』


という目的は、回を重ねるごとに成果が上がってきたように思います。


また今後も、少しずつですが、色んな趣旨の催しを皆さんに楽しんで頂けたら…と思います。


今後とも、どうぞよろしくお願い致します。ありがとうございました。



息子が二十歳。

2014-11-18 21:45:00 | 家族の話




こんなに可愛かった息子が昨日で二十歳になりました。



皆さんご存知の我が家の問題児です(苦笑)


息子に振り回される度、ここに愚痴っていたら、


出会う人、出会う人に、


『その後、息子さんどうしたの?』とか、


『〇〇君、大丈夫やった~?』とか…(;^_^A



親切に声をかけてもらうのですが、一瞬、


その後って??

どの後の事でしたっけ??


大丈夫って??

何が大丈夫なんでしたっけ??


と、問題が次から次で、頭の中が訳わからなくなってて、逆に聞き直す私が居たりもします


心配ばっかりかけてくれる息子ですが、

問題を起こす度に、自分なりに考え、少しずつ成長していってくれていると思いたいですね~。


息子に高望みはしません。


心身ともに健康で…

大人の仲間入りをしたのですから、自分の行動に責任を持って、色んな事の吸収出来る有意義な学生生活を送ってくれるように…


父と母は、切に願っております。


あ~、でも、これって、
うちの息子にとっては、かなりの高望みですかね~?(;゜∇゜)



田中家の嫁、原始的今昔物語。

2014-11-15 18:00:00 | みゆきの日記
田中家の嫁の一日は、夜明けと共に始まります(笑)


夏の間は、朝5時に起きますが、


今は、冬時間(?)なので6時前の起床です


起きたらまず、お茶を沸かす。


そして、冬場はコタツに火を入れる…


前にも言ったけど、うち、豆炭(マメタン)のコタツなんです


参考までにコチラ


あと、洗濯をして…


洗濯も、今でこそ全自動ですが、お嫁に来た頃は、たらいを使って井戸水でジャブジャブ手で洗っていました…
(当時 弱冠23才の若い私がですよ(@_@;))



お嫁入り道具に、親が持たせてくれた全自動洗濯機が日の目を見たのは、結婚してからもう10年以上も経ってからの事でした…


あ~、あと、お風呂も木で焚くお風呂ですしね~


もちろんお風呂焚きも私の仕事です。


一番、下っぱですからね。しゃ~ないです。


お嫁に来た頃は、この原始的な生活に、驚きと戸惑いの連続で、


若さゆえ、反発もし、暴れた事も数知れず…


けど、逆に、若くてまだ素直だったから、

言われた事を言われたように せなアカンと思って毎日が必死でした(←回想シーン…((T-T)ウルウル)


う~っ(。>д<)あの頃の私、今 思い出しても健気で涙がちょちょギレます(笑)


息子に嫁が来たら…


こんな事、出来るのかな~?


今どきの娘さんだもん、絶対 無理ですよね~。


それまでに、家の中を改革しておかないと!!


けど…、電気のコタツに変えようとか、
ガスのお風呂に変えようとか、発言出来ない私…


だって、まだまだ下っぱですもん…(;^_^A


うん、改革より何より、私のまずの目標はやっぱり、


『天下統一』(笑)


これで行きたいと思います