和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

カラダが二つほしい

2020-09-30 21:58:00 | みゆきの日記
お葬式や なんやかんやで一週間ほど休んだ仕事を取り戻す為に、朝早くから夜遅くまで頑張っておりますε=(ノ・∀・)ノ

昨晩は3時間ほどしか寝られず。

さすがの私も疲れがピーク、

今日は、お昼ご飯食べながら、コックリコックリ居眠りしてしまってました(´д`ι)ヤバー

超忙しいけど、亡くなったおばちゃんのところへもお線香をあげに行く時間も作りたい。

おっちゃんの顔ものぞいてきたい。
おっちゃん…心配です。

普通なら、介護があったり、入院があったりで、覚悟や準備も出来るけど、
おばちゃんとの別れは、あまりにも突然過ぎたから…

あ~~!
カラダが二つあればええのに!!

おっちゃんご夫婦には子供さんがないので、こんな私たちのことでも頼ってきて下さるんです。

人から頼りにしてもらう事、
誰かから必要とされる事、

こんな私でも、誰かの役に少しでも立てることが有るという事、

今までの私には無かったんちゃうかな~~

いつも半人前の嫁で、家の中でも職場の中でも、居場所が無かったしな~~、と。

人に頼られる事って、こんな心地いいんやね~~

うん!ドリンクでも飲んで頑張りませう!






















もし明日が来ないとしたら…

2020-09-26 09:31:00 | みゆきの日記
シルバーウィーク前半は、お墓掃除とお墓参りして、あとは仕事でした。

そして後半、

夜散歩に きなこをお気に入りの公園に連れていき、

‘’きなこ孝行‘’






人から見たら、それがどうしたん?って言うような事やけど、

嬉しいなぁ
楽しいなぁ
また来たいなぁ

親子?3人、つかの間の幸せな時間を味わいました。

幸せな気分のまま、我が家のシルバーウィークが終わっていくと思っていたのに…

最終日、

朝5時過ぎに、家の電話が鳴りました。

こんな早くに…嫌な予感。

近所に住む親戚のおばちゃんが、家で寝たまま息をひきとっておられる!という連絡を受け、

飛んでいきました。

外はまだ真っ暗。

おばちゃん、ほんとにもう冷たくなっておられました。

なんで?

10日ほど前に、梨を届けて下さった時は、
元気やったのに…


そこから激動の4日間でした。

おばちゃんの検死。
お通夜、告別式。

おばちゃんご夫婦には、子供がなく、

おこがましく、本当に厚かましいですが、
今だけは自分たちが子供になったつもりで自分達の出来ることを精いっぱいしました。

出棺の時、

いつも美味しいものを届けて下さったこと、

おばちゃんが『きなこちゃ~ん』と呼んで下さると、きなこは耳をペターっとして、おばちゃんに駆け寄って行ったこと、

嫁に来て泣いてばかりいた頃、いつもおばちゃんが声を掛けて下さったこと、

いっぱいいっぱい思い出して、マスクの中で泣きました。

私、その都度その都度、おばちゃんに ちゃんと御礼言えてたんかな…

突然、一人残されてしまわれたおっちゃんのことも思うと胸が痛いです。

本当に突然過ぎるお別れ。

告別式の日、
ある方が偶然にもこんなメッセージをラインで送って下さいました。

 
『元気な人も
余命がわかっている人も
若い人も
年老いた人も
 
明日生きられるかはわからない
 
そばに愛している人がいたとしても
 
自分より大切に想う人がいたとしても
 
明日会えるとはかぎらない
 
どんなに生きたいと願ったとしても
 
どんなにやり直したいと思っても
 
今日が最後になることもある
 
受け止めることが難しくても
 
別れはやってくる
 
もし明日が来ないとしたら
 
後悔しないだろうか
 
今日を大切に』


胸に沁みました。

主人と仲良くしよう。
子供たちとの時間を大切にしよう。
きなこといっぱい遊ぼう。
どんな時も私に関わって下さるまわりの方々にいつも真心でお応えしよう。


もし明日が来ないとしても、

後悔しない生き方をせなあかん…

おばちゃん…
ゆっくり休んで下さい。
今までありがとうございました。



 
 
 













シルバーウィーク中間報告

2020-09-21 10:40:00 | みゆきの日記
4連休初日はお墓掃除からスタート。
朝から、山に上がってきました





お盆から 秋のお彼岸って、すぐやってきますね。

友達のインスタを見ていると、

休みの度に、

御城印集めに他府県まで足をのばしていたり、

美味しいランチやスイーツを食べに出かけていたり。

若い頃は、羨ましくて羨ましくて仕方なかったけど、

最近は、もうそんなに羨ましいと思わなくなりました。

和紙屋さん、仕事がいくらでもあるんです、

紙を漉く他にも、



楮のキズを取ったり、


和紙を裁断したり…

他にもたくさん。


お出かけは、たまに…でいいかな~~って感じです。


今朝は、お花を持ってお墓参り。

心が軽くなり、スッキリしました

さぁ、今日も一日仕事頑張るのだ~~





















母のリハビリ

2020-09-18 21:48:03 | 母のこと
母、リハビリを頑張っているようです。

施設に勤める友から、
母のリハビリの様子の写真や動画が送られてきました。








リハビリが終わったあと、母は自分で拍手をしていたそうです



何も分からないながらも、頑張った事が母なりに気持ち良かったんでしょうね。

立ち上がった時に見えた景色は、いつも車椅子から見ている景色とは絶対違って見えたはずです。

前の施設で大腿骨を骨折してから、ものすごいスピードで母の足の拘縮は進みました。

病院で手術をしてもらい、
リハビリもし、

どうにか数歩歩けるようになって、施設に戻ったのに、

施設でのリハビリは一切ありませんでした。

また、骨折の手術をして下さった担当医は、こんな事をおっしゃいました。

『元のように、走り回ったり出来る可能性がないのなら、リハビリをする価値はないのです。』と。

ムカつきました。
めちゃくちゃ腹が立ちました。

『じゃあ、先生、母はリハビリもせず、ずっと寝たままで居たらもっともっと認知症が進んでいきますよね、そしたら、足だけでなく、身体の他の機能もどんどん落ちていってしまいますよね、認知症になったら、寝たきりになって、死んでいくのを待つしかなくなるのですか?』

担当医は
『そういうことになります』

そうおっしゃいました。

その時、私、思わず手で拳を握ってました。

『先生はまだお若いので、親の介護をしている者の気持ちや苦労は、まったく分かられないのでしょうね!!

ぶつけたい言葉はたくさんありましたが、

母の受診に一緒に付き添ってくれていた弟が、

『姉ちゃん、こんなヤツになんぼ言うても一緒や』

と、私の手を引いてくれたので、

グッと飲み込み、診察室のドアをバン!!と閉めて出ていきました。

あの時の悔しさや悲しさは今でも忘れられません。


それから母は施設を転所し、

今の施設では、今の母の身体の機能が少しでも維持できて、

一日でも長く元気に過ごせるように…と、

色々と考えて頂き、リハビリもしてもらっています。

本当に有難いことです。

感謝しかありません。

娘の顔や名前すら何も分からない母が、毎日こんないい笑顔をして暮らせているのは、

職員さん方がそれだけ深く母に関わって下さっているからだと思います。

一生懸命頑張っている母、

母のために一生懸命頑張って下さっている職員さん方の為に、

私も自分が出来る精一杯のことをしてお手伝いがしたい!

と、いつも考えています。









蔓との戦い

2020-09-16 22:30:52 | 楮畑
少し涼しくなってきたので楮畑へ行ってきました~

栽培に適した天候に恵まれ、今年 楮はグングン成長しています!





が!!
雑草も同じように成長

楮に巻き付き、表皮を傷つけるクズカズラ、ヒルガオ、ヤブガラシのツルを一本一本取り除く作業をしてきました。








しばらくツルとの格闘は続きそうです( ´Д`)ハァ