和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

「令和」の時代。

2019-04-02 11:55:00 | みゆきの日記
昨日、新しい元号が発表されました。

「令和」

れいわ…

なんか、まだピンと来ません。

平成の時もそうだったけど、5年、10年…と、使っていくうちにしっくりと くるようになり、気がつけは普通に使っている時が来るのでしょうね…


私たちは平成3年に結婚しました。

サラリーマンの核家族のお気楽な家庭で育った私は、

主人のことだけが頼りで、代々続く和紙屋さんに嫁いできました。

『どんな苦労も乗り越えてみせる!』と思っていた私。

若い…という事は、本当に無謀で恐ろしいことですね(笑)

和紙の事も、田舎の風習も、世代家族のルールも何も分からない私にとっては、トンデモナイ生活が待っていました。

子供をおんぶして、実家へ逃げ出した事もたびたび…

『自分の決めた道でしょう!』と、すぐに実家の親に追い返されましたが、

まさに私にとっての『平成』は、私自身の下積みの時代でした( ̄▽ ̄;)

『平成』は、私という人間の基盤を作る時期だったような気がします。

『令和』

ついつい『冷和』と書いてしまいそうになりますが(あかんやん!え?私だけ?)


新しい時代が、暖かい希望の陽の差す、

そして、これまでの苦労がひとつずつ実を結んでいくような、そんな時代になればいいなと思います。