9月12日は、姉の命日。4年前に旅立った。
そしてその1年後の同じ日に、ドラクエウォークが始まったのだった。ドラクエをこよなく愛していた姉が、もし生きていたなら、どれほどこのゲームにハマっただろう。
どれほど、姉妹でこの話題で盛り上がれたことだろう。
残念でならない。
さて、今年の同じ日、私は、友達とお出かけをした。
行き先は浅草橋の、東京タロット美術館。
こんな所があるよ、と、その友達が教えてくれて、誘ってくれたのだ。予約の段階で、もう、ドキドキ、ワクワク。
そこは去年できたばかりの美術館で、古くからある珍しいタロットカードや関連資料が見られたり、関連書籍がフリースペースでゆっくり読めたりするだけでなく、たくさんのカード(タロットだけでなくオラクルカード、トランプも)を展示販売しているのだ。
サンプルがあるものは、それを借りてその場で占ったりもできる。
いざ訪れてみると、いろんなカードに目移りし、しばしキョロキョロ。
友達はゆっくり展示を見てから書棚に行き、関連書籍を選んで読んでいた。
タロットの歴史や背景について知りたいと言っていた彼女。ミーハーな私とは違って勉強家。真面目なのだ。
私と来たら、販売のコーナーに釘付け。やっぱりなぁ、買い物大好きな私。
そしてタロットも大好きなのだから、もう止められない。
もはや買う前提になっていて、どれにしようかと悩みに悩み(さすがに何種類もは買えません。一応、タロットを買いたくなった時のために、予算は決めておいたのだ)、候補2つのどちらにするかを、タロットで占って決めようとしたものの、借りたサンプルカードがこれもまた味わい深くて、あれれ、候補が3つになってる、というありさま。
何度もいろいろに占ってかえって混乱してしまい、タロットで決めるのは断念。
結局、直感で、初めにいいなと思った、イギリス製のネコのカードにしました。
特に動物好きというわけでもネコ好きというほどでもないのだけど、この絵柄にビビッと来たので。
友達は、古くからあるマルセイユタロットの中から、吟味した末、ひとつ選んで買っていました。
美術館のかたの淹れてくださった美味しいハーブティー(何のお茶か説明してくださったのだが忘れている。すみません)を飲みながら、カードに囲まれて1時間半をゆったりと静かに過ごし、最後は記念撮影して帰りました(一部分だけ、撮影可の所があって)。
ゆっくり時間が流れているような、不思議な空間。
また行きたいな、と思っています。
買ったネコのタロットは、その日のうちに封を切り、一枚一枚じっくり観察したものの、順番を崩すのがなんとなく勿体なくて、そのまま箱へ。
しっかりライダー版してる、と感心。
そして今日、さっき、念入りにシャッフルしました。
これで使えます。
このところ、ボイジャーという現代版タロットカード一辺倒になっていた私だけど、やっぱりライダー版も捨てがたい。いや、捨てなくてよい。
どちらも大事にしていこう。
さて、18日に、別の友人たちと会う約束があり、そこで私は、タロット占いを披露することになっているのだ、なんと。
自分以外の人を占ったこと、しかも対面で、という経験がないので、どうなることやら。でも、それもいい勉強になるかと。
ネコのカードも持って行きます!
ではまたね。