ようこそ、卯月です。
大変な人たちが今も闘っている。
その人たちが、早く安心して暮らせるようになることを祈っています。
私は安全なところにいて、明るい部屋であったかいゴハンを食べて、布団にくるまって眠っている。
元気に日常生活を普通に送ることが、今できること。応援する側は元気でいなくちゃ。
頭でそう考える。
津波の被害の甚大さ、その惨状を、繰り返しニュースで見た。最近はあまりニュースを見ないようにしているけど、津波にのまれていく町の映像が、まだ焼きついていて離れない。
津波で家を流された人のツイッターやブログにたどり着き、それを必死で読んだけど、私には到底理解できない世界だった。
報道から思い浮かべる被災地の様子、それはほんとに甘いものだったと知った。
現実に、心が打ち砕かれる気がした。
夜中に目を覚まし、自分が布団の中にいることをわかるのに時間がかかった。
自分の周りにたくさんの遺体がある、それが夢なのか現実なのかがわからなくなっていった。
布団の中にいることを確認すると、申し訳なくて、泣いた。
自分の中に潜んでいた攻撃性が、自分に向かったり外に向かいそうになったりして、もはやコントロールがきかなくなっていた。
冷静になろうとすると、いっそう混乱していった。
吐き気がするまでパソコンやケータイにしがみついている自分が、病んでいる、と気づくまでに時間がかかった。
先週の土曜日、カウンセリングに行って、もうまともに話ができる状態でなく、ただ混乱して号泣して、わめいて、それを先生は受け止めてくれて、この間増やしてくれたばかりの安定剤を、またさらに増やしてくれた。
今はとりあえず、薬のおかげで落ち着きつつある。
っていうか、ぼーっとして、昼間も眠っていたりする。
でも、昨日行った眼科の待合室ではやっぱり震災のニュースをやっていて、パニックになりそうで大変だった。
私はそれでもテレビから目をそらすことができる。
被災地の人は、そこから目をそらすことはできないのだ。また悲しくなった。
「ひとつになろう、日本」みたいなCMを見ると、責められている気がする。
がんばろう、っていうメッセージを見るたびに、「ごめんなさい」と思う。
私には何もできない。
元気に生活することも、応援することも、今の私にはできないのだ。
吐かないように薬をのんでなんとかご飯を食べて、ガンガンする頭を鎮痛剤でなだめ、怖い夢を見ないような薬をのんで眠る。
そうやって、今週、なんとか生活している。
昨日、出かけたついでに、最近ファンになった「尾木ママ」こと尾木直樹さん(教育評論家)の新刊本を買った。
尾木ママのブログに癒されているので買ったんだけど、薬でぼーっとしてて、まだ読めない。
少しずつぼちぼち読んでいく。
17日から学校。
それまでに体調を整えて、しっかり勉強できる体勢にしようと思っている。
だらしなく凹んでいる卯月を馬鹿だと思ってください。
それでも応援してくださる方は、コメントをください。
よろしくお願いします。