今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

ダウン。

2016-05-19 21:12:56 | タラの日記
先週後半から、ひどい風邪を引いてしまい、金曜日(先週の)と、土日を挟んで月曜日、仕事を休んだ。
土曜日に咳止めをクリニックでもらい、解熱鎮痛剤はいつも持ってるので、それをのんで、本当に何もできずに寝ていた。

普段でも、仕事が休みの日は何もしていないようなもんだと思っていたけど、あれもやらなくちゃ、これもしなくちゃと、なんやかんや考えたり動いたりしていたんだな。

風邪で何もできなくなって、本当に寝てるしかなくて、考えるのも停止して、「何もしないってこういうのを言うんだな。こんなふうに休んだことって、あんまりなかったな」と実感。

前の職場では、病欠など1回もなかった。
風邪も引けないような、そんな張り詰めた空気が、どこかにあった。

今度の職場には、何か不思議な安心感みたいなものがあり、それで気が緩んだのかもしれない。

しばらく寝ていて、治ってくると、「仕事、このまま行けなくなったりしないよね」「もう一生、外に出られないとか、そんなことはないよね?」と不安になったりもしたけど。

なんだか失ってしまうような気がしたんだ。
休みますと連絡を入れた時、電話に出てくれた保育士さん、主任や施設長が口々に、「大丈夫ですか?」「疲れちゃったんだね」「病院へは行った? どんな感じなの? 何も心配要らないから、ゆっくり休んで治してね」など、心配して優しい言葉をかけてくれて、本当にうれしかった。
温かくて、この人たちを失いたくない、この居場所を失いたくない、そう思ったら、逆に怖くなってしまった。

でも、昨日は、ちゃんと行けたよ。
みんな、「もう大丈夫なの?」「保育園に勤め始めると、誰でもみんな初めは菌をいっぱいもらっちゃって、熱を出したりするのよ。そのうちに免疫ついて強くなるからね」「病気したり、子どもの怪我とか熱とか、みんな急な休みはあるわよ。カバーし合ってやってるから、大丈夫よ」と、優しい言葉で迎えてくれた。

クラスの赤児たちが、私を忘れてるかと不安だったけど、マスクしてたら泣かれたので外したら、ちゃんとわかって泣きやんでくれた。


勤め始めて1か月が経った。
25日には初のお給料が出るのよ。
なんだか、あっという間だったな。

「タラ先生さあ、今、週3だよね。それを週4にするのって無理?」と、昨日、施設長。
「うーん、体力的に、今は週3でいっぱいいっぱいなんですけど、ゆくゆくは私も増やしていただけるとうれしいです」
「6月からってどう?」
え。
「無理です」
「7月からはどうかな?」
「うーん、ちょっと考えさせてください」
勤務日が増えるとお金は助かる。
けどなあ、まだくたくただし。
7月は大学の試験もあるし。
8月から増やしてもらおうかなぁ。
と、考えているところ。

明日も仕事。
そういえば、昨日は赤ちゃん用の柵をまたぐつもりで足をひっかけて転ぶというドジを踏んでしまい、青くなった。
柵の中には赤児が3人、遊んでいたのだ、
幸い、誰も下敷きにせずに済んだけど、危なかった。
瞬時に起き上がり、赤ちゃんは?柵は?と無事を確認する私に、先輩保育士さんたちは「タラ先生こそ、大丈夫なの? 打ち身? 痛くない?」と。
どこまでも優しい職場なのだよ。ぐすん。

まだ本調子じゃないから、今週はとにかく仕事のことだけ考えて、ほかのあれやこれや(今、実は実家を売るという話が出ていて、それにまつわることがいろいろあるのだ)は、もう少し元気になってから考えよう。

ではまたね。
おやすみなさい。