あれからも仕事を休んだりしていた私のために、職場の施設長さんが、どうやったら私が無理なく楽しく働けるかをあれこれ考えてくださった。
とりあえず負担を減らすために、勤務時間を短くして、大きなプレッシャーになっていた遅番の回数を減らしてみようということになった。
落ち込んでいた要因は、仕事上のことよりプライベートの方が大きかったのだけど、それでも仕事の負担が軽減され、少しずつ元気になってきている。
そして、昨日、私にとって嬉しいことが3つあった。
夜、息子と話をしていてのこと。
1つめ。
彼の口から、「音楽をやりたい」という言葉が出たこと。
小さい頃、電子ピアノをよく弾いていたのだけど、その頃のキラキラした気持ちが忘れられない、と。
今、苦しい気持ちで毎日を送っているけれど、音楽をやることでその苦しさがラクになるかもしれないと思っている、と。
具体的には、自分のお金でパソコンの音楽ソフトを買って、自由に曲を打ち込んだりボカロに歌わせたり、そういうことをまずやりたい、と。ソフトの元は取れないかもしれないけど、やってみたい、と話してくれた。
家にこもって昼夜逆転して、寝ているかゲームしてるかで、ゲームも昔ほどは熱中できずに暇つぶしにやっているような感じだった息子が、何かやりたいと自分から思うようになったこと。
それが嬉しかった。
2つめ。
息子の大好きな声優さん(アーティストでもある)のファンクラブのイベントで、10月に沖縄旅行があるらしい。
それを知った時には、息子は「旅行なんてほぼしたことないし、飛行機にも乗ったことない。沖縄は遠いし初めての所。そこに2泊。ハードルが高すぎる」と言っていた。お金もないし。
でも、お金がなんとかなるのなら行かせてやりたい、と私は思った。
環境が変わることで、彼の中で何かが変わったり芽生えたりするかもしれない。
行って後悔することはないんじゃないか。
またとない冒険のチャンスではないか。
強く勧めはしなかったけど、私は、いいんじゃない?行ってみたら、と話していた。
昨夜、あらためてその話になった時、彼は言った。
「お金は分割でも払えるらしい。自分で払うからあなたに迷惑はかけない。不安がいっぱいだけど、行かないと後悔すると思うんだ。行こうと思う」
私は、「あなたはもう大人だし、何かあった時に周りに助けを求めることができると思うし、判断力や行動力もきちんとついていると思う。私はあまり心配しないよ。行くといいと思う」と言った。
そして、3つめ。
これは私がバカなんだけど。
彼の使っている携帯(スマホですが)の契約者は私なので(中学卒業の時に契約して、それきり名義を移していない)、携帯料金は私が立て替えて、彼が障害年金が下りた時に2か月分を返してくれることになっている。そのうち、機種代金は、去年の誕生日プレゼントとして機種変更したので私持ち。
で、計算が面倒なので、特に金額を確認せずに、彼からの振り込みをそのまま受け取っていた。
そしたら、昨夜、話をしていて、彼が年金の中から、携帯料金に生活費として、金額はさほど多くはないにせよ、上乗せして振り込んでくれていることがわかったのだ。
ご、ごめんよ! どんぶり勘定にも程があるよね。
私、あなたは自分の年金を全部自分で使ってるんだと思ってた!
家計に入れてくれてたなんて。
ごめんよ、気づかないバカで。
息子に平謝りした。
彼は別に怒っていなかった。「前にあなたが、生活費を入れてくれると助かると言ってたから、それから上乗せするようにしてる」と言ってくれた。
ちゃんと家計のことも考えてくれていたのね。しくしく。
そんなわけで、昨夜はなんとなく、息子の中で何かが動き出す気配を感じ、嬉しかったのだった。
では、今日はこの辺で。
暑いので、みなさん、お身体に気をつけてお過ごしくださいね。
とりあえず負担を減らすために、勤務時間を短くして、大きなプレッシャーになっていた遅番の回数を減らしてみようということになった。
落ち込んでいた要因は、仕事上のことよりプライベートの方が大きかったのだけど、それでも仕事の負担が軽減され、少しずつ元気になってきている。
そして、昨日、私にとって嬉しいことが3つあった。
夜、息子と話をしていてのこと。
1つめ。
彼の口から、「音楽をやりたい」という言葉が出たこと。
小さい頃、電子ピアノをよく弾いていたのだけど、その頃のキラキラした気持ちが忘れられない、と。
今、苦しい気持ちで毎日を送っているけれど、音楽をやることでその苦しさがラクになるかもしれないと思っている、と。
具体的には、自分のお金でパソコンの音楽ソフトを買って、自由に曲を打ち込んだりボカロに歌わせたり、そういうことをまずやりたい、と。ソフトの元は取れないかもしれないけど、やってみたい、と話してくれた。
家にこもって昼夜逆転して、寝ているかゲームしてるかで、ゲームも昔ほどは熱中できずに暇つぶしにやっているような感じだった息子が、何かやりたいと自分から思うようになったこと。
それが嬉しかった。
2つめ。
息子の大好きな声優さん(アーティストでもある)のファンクラブのイベントで、10月に沖縄旅行があるらしい。
それを知った時には、息子は「旅行なんてほぼしたことないし、飛行機にも乗ったことない。沖縄は遠いし初めての所。そこに2泊。ハードルが高すぎる」と言っていた。お金もないし。
でも、お金がなんとかなるのなら行かせてやりたい、と私は思った。
環境が変わることで、彼の中で何かが変わったり芽生えたりするかもしれない。
行って後悔することはないんじゃないか。
またとない冒険のチャンスではないか。
強く勧めはしなかったけど、私は、いいんじゃない?行ってみたら、と話していた。
昨夜、あらためてその話になった時、彼は言った。
「お金は分割でも払えるらしい。自分で払うからあなたに迷惑はかけない。不安がいっぱいだけど、行かないと後悔すると思うんだ。行こうと思う」
私は、「あなたはもう大人だし、何かあった時に周りに助けを求めることができると思うし、判断力や行動力もきちんとついていると思う。私はあまり心配しないよ。行くといいと思う」と言った。
そして、3つめ。
これは私がバカなんだけど。
彼の使っている携帯(スマホですが)の契約者は私なので(中学卒業の時に契約して、それきり名義を移していない)、携帯料金は私が立て替えて、彼が障害年金が下りた時に2か月分を返してくれることになっている。そのうち、機種代金は、去年の誕生日プレゼントとして機種変更したので私持ち。
で、計算が面倒なので、特に金額を確認せずに、彼からの振り込みをそのまま受け取っていた。
そしたら、昨夜、話をしていて、彼が年金の中から、携帯料金に生活費として、金額はさほど多くはないにせよ、上乗せして振り込んでくれていることがわかったのだ。
ご、ごめんよ! どんぶり勘定にも程があるよね。
私、あなたは自分の年金を全部自分で使ってるんだと思ってた!
家計に入れてくれてたなんて。
ごめんよ、気づかないバカで。
息子に平謝りした。
彼は別に怒っていなかった。「前にあなたが、生活費を入れてくれると助かると言ってたから、それから上乗せするようにしてる」と言ってくれた。
ちゃんと家計のことも考えてくれていたのね。しくしく。
そんなわけで、昨夜はなんとなく、息子の中で何かが動き出す気配を感じ、嬉しかったのだった。
では、今日はこの辺で。
暑いので、みなさん、お身体に気をつけてお過ごしくださいね。