今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

ビンボーだけど。

2019-02-02 17:24:56 | タラの日記
いつものクリニックの帰りにカフェで遅いお昼ゴハンを食べていると、後から隣の席に、両親と小学3年生ぐらいの女の子、そのおばあちゃんらしい人、の4人が入ってきた。

普段、私はあまり周りの人を見ないのだけど、今日はぶっ飛んだ。
パパらしい人が、飲み物を買って席に着く(セルフのカフェです)なり、女の子にiPadを与え、大音量でアニメを見せて、自分たちは大きな声でお喋りを始めたのだ。
イヤフォンとか、無しです。
アニメの音声はダダ漏れで、店内に流れる音楽もかき消されるレベル。

え?

店内を見回したけど、みんな、見て見ぬ振りなのか、気にならないのか、誰も反応しない。
店員さんも知らん振り。

もやっ。

これって、どうしたらいいの。
すごくうるさいんですけど。
私、久しぶりのカフェで、静かに寛ぎたいんですけど。
私が店を変えるのがいいのか?

しばらく私はイヤフォンで音楽を聴いてみたのだけど、アニメの音声の方が遥かに大きい、というか、アニメの声ってトーンが高いじゃないか。
わー、ダメだ、耐えられない。

しばらく悩んだ末に、勇気を出して、静かな声で、でもきっぱりと、「音量を下げてください」と一言、隣の席に向かって放った。

ママらしい人が「す、すみません」(やっぱりね、注意されちゃったよ、的な感じで焦って)と慌てて言い、4人はワタワタと飲み物を片付けて、iPad含め荷物をまとめて店を出ていった。瞬く間のことだった。

言ってよかったのかどうか、よくわからない。
でもな、自分たちのお喋りの邪魔をさせないために女の子にiPadをあてがった感じ丸出しだったし、なんだかな、と思ったのだ。

うん。


さて、耳鼻科通いは続いているけど、あれからめまいも吐き気も起こらず、無事、仕事に行けています。

私は、クレジットカードを一切使わない生活を始めました。
現金を、お財布から出して、モノを買う。
当たり前だけど、これまでできなかった暮らし。

読みたい本も、アマゾンでポチるのをやめて、図書館に行って借りたり予約したりして読むようになりました。

身の丈にあった暮らし。
そう、少ない収入の中で、考えてモノを買い、それを大切に使う暮らし。

本当は、そういう普通の生活に、ある意味憧れていたのだ。

今、それを始めた自分がなんだか誇らしく、そしてそういう生活を楽しんでいる。
不思議だけど、ビンボーだけど、幸せかもなって、思い始めている。

こうやって、暮らしを大切にすることが、丁寧に生きるということなのかな、と考えている。

さて、巷ではインフルエンザ大流行ですね。
みなさん、身体を大切に過ごしてくださいね。
またね。