ようこそ、卯月です。
昨夜、実家の母から電話があって、姉のところの次女が覚せい剤所持で逮捕されたという話を聞きました。
姉は最近離婚したばかりで、一人じゃ寂しいだろうと、その次女が帰ってきて一緒に暮らし始めたばかりだったらしい。
で、警察が数人で朝、家に踏み込んできて、姉の目の前で逮捕したと言っていた。
家宅捜索も、徹底的に行われたらしい。
「もうショックで」と、電話口で母は言った。
そうだろう。
それにしても、私でなく母に電話でそれを告げたというのが、私には意外だった。
母には知られたくないだろう(まあいずれはわかるにしても)と思ったし、何かあったらまず私のところに言ってくるだろうと思っていたから。
夫に去られ、長女とは絶縁状態、次女だけが理解者で話し相手だった姉にとって、その次女のことでのトラブルというのは、持って行き場がなかっただろうと思う。
そんな時に、決して仲の良くない母に電話したというのが、私には驚きだった。
同時に、かわいそうでもあった。
どうして私に言ってこなかったの?
という思いを抱きながらも、私からも連絡をとるのがためらわれた。
私も自分のことで手一杯だから、姉のことまで気持ちが回らない、というのが本音だ。
もし電話して話を聞いたら、そこから抜けられなくなってしまうだろう。
そこから逃げたい私がいる。
傍観者でいたい自分がいる。
「前科がつくのよ。この先どうしていくのかしら」と母。
「前科があったって、Mちゃん(姉の次女)はMちゃんじゃないか。何も変わらないよ」と私は言った。
世間がどう見ようと、MちゃんはMちゃんだ。生まれたときから見てきた、気持ちのやさしい、繊細で寂しがりやのMちゃんだ。
罪は罪だと思うけど、償えばやり直しはできる。
どこからだって、生き直せる。大丈夫だ。
Mちゃん、がんばれ。
タラおばちゃんはいつでも、見守っている。応援している。ずっと。
姉のことも心配だけど、今は仕事。
つらいけど、私は目の前のことをやるしかない。
ミヤンさんの言葉、うれしかった。
私も、姪が覚せい剤にはまったのは、決して彼女だけのせいではないと思っています。
周りの大人がしっかりしていれば、と思うと悔やまれます。
姉を責める気はありません。
私も何かできることがあったかもしれないのに、と思います。
クスリと縁の切れる日が早く来てほしいと思います。
また来てくださいね、待っています。
私は思うのは、たしかに麻薬をした人も悪いけれど、その人を麻薬に手をださせるような環境においたのもいけないと思う。
私の周りに大麻なんかあったら、絶対やっているもん。