すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

恵みと願いと祈り

2011年04月18日 | 日々つれづれ
この間、知り合いのご主人のお通夜に出席したきた。
昨年の7月に病が発覚し、ついこの間まで通院しながらの闘病だったのに、急変したとのこと。

他の地域のお通夜ではどうかは知らないが
北海道のお通夜では読経と焼香の後にお坊さんの説教(説法)がある

今回のお坊さん、地元の人ではないようでちょっと口調が巻き舌系だったけど(笑)その説教が心に残ったのでちょっと書き留めておく


人はただ「生きる」のではなく、2つの恩恵によって「生かされている」という事

1つは「自然の恵み」
広い宇宙のこの小さな惑星で、酸素があり、自然があり、その大自然の恵みに生かされている。

2つめは「先祖からの願いと祈り」
人は命を得た時から、母から父から、それに繋がる人たちから「元気で生まれてくるように」「五体満足で生まれてくるように」と
そして生まれてからは「元気で育ってね」「可愛いね」「良かったね、嬉しいね」と皆からの幸せの祈りや願いを一身に受けて育つ
つまり「不幸になればいい」と願われて生まれてくる人はただの一人もいないということ

全ての人が自然の恵みを受け、幸せを祈られ、願われて生まれ育っている
そういうものに守られて生かされているという話

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今日本にはたいへんな不幸と試練が襲っている
被災地をはじめ、各地でもこれからのことを思うと不安で仕方がないと感じる人も多いと思う
一人で孤独で死にたいと思うくらいに辛いことがあるかもしれない。

そんな時、ちょっと廻りを見渡してみれば、きっと貴方の幸せを願っている人がいる


それは親だったり
兄弟だったり
友人だったり、知人だったり
ネットで知りあった顔も知らない人だったり
通りすがりの他人だったりするけど

誰もが皆、貴方の幸せを願っている


だからきっとなんとかなる。
今は辛いけど、明るい未来は必ず待っている。


だって貴方は生まれながらに幸せを願われてる人なんだから・・・。