すずめ休憩室

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坂本九 思い出記念館と夕張~栗山・夕張~

2011年04月19日 | お出かけ(道内)
開拓記念館を出た後、夕張方面へ向かいます。

次に寄ってみたのがこの坂本九思い出記念館

坂本九さんってもう若い人は知らないかな~??
後にアメリカで「スキヤキソング」として大ヒットした「上を向いて歩こう」や「素敵なタイミング」「見上げてごらん夜の星を」など。「明日があるさ」などは吉本のタレントさんや他の歌手の方がカバーしているし、震災の影響か今CMでも使われているので殆どの人が耳にしているのでは?
歌手として、タレントとして大活躍されていたその彼が1985年の飛行機事故により他界されたのは衝撃でしたね。

本州の方には何故坂本九さんの記念館が北海道に??と不思議に思うかもしれませんが、実は坂本さんは北海道の「サンデー九」という社会福祉の番組をされていて、私たちくらいの年代は日曜の朝は必ずみていたくらい。
航空機事故に逢われる3日ほど前にもここ栗山の福祉施設を訪れていたそうです。

建物の正面に「九」の文字
上から見ると建物自体も「9」になっている様です。

こじんまりした館内には坂本さんの数々のコレクション


トロフィーや盾の他に奥様手編みのセーターや草野球のユニフォームが展示されていて、2人の娘さんの背番号が「0.9」と「0.09」となっていたりと、ご家族を大切にされていた坂本さんの姿が垣間見えました。

ボランティア有志で運営されているようで、入館料ではなく「寄付」という形のようですが、なんか栗山の人たちの「想い」を感じます


この後は夕張へ・・・

夕方だったし、冬期とあって殆どのところが閉館

かつて夕張の観光の象徴のようだったメロン城


元はワインを造る工場だったのだけど、現在工場ラインはストップされ、機械を眺めるのみ


こちらは中が見学できた夕張鹿鳴館


夕張鹿鳴館は「北炭鹿ノ谷倶楽部」として、旧北海道炭坑汽船株式会社(北炭)が大正2年(1913年)に建てられたもの。政財界の来賓の接待や社内役員の交歓の場として利用されました。

内装、調度など贅を尽くした和洋室が多数あり、昭和29年にには昭和天皇もご宿泊になられたとのこと。皇太子殿下も33年にご宿泊されたというから凄い
皇族がホテルじゃなく、一企業の来賓接待に使う建物に宿泊ってすごいですよね。
当時は北炭全盛期だったから、そんな事も可能だったんでしょうね。

内部は写真不可なので、室内はご紹介できませんが、今は
見学の他に一般の人も食事や宿泊も可能だそう。
(でもめっちゃお高いですけど)

ステンドグラスの展示もあり、見学だけ(500円)でも見ごたえはあります。