すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

道の駅「ウトナイ湖」~苫小牧~

2010年08月21日 | お出かけ(道内)
お盆休みを利用して弟クンが帰ってきました。
父の顔を見れるのも限りがあるので、なるべく帰るようにしているようです。
千歳空港に迎えに行った後、ウトナイの道の駅に寄る事に・・・

ここは渡り鳥の休憩地として冬場に多くの水鳥が訪れるウトナイ湖の湖畔にあり、冬でも超コミコミの道の駅。

北海道で冬に賑わう道の駅って珍しいかも??


もちろん夏でも多くも観光客が訪れます


おや?渡り鳥のはずの白鳥もチラホラ
 渡り鳥じゃなく留鳥になりつつ白鳥達(笑)

人馴れしすぎてあまり逃げません
ちなみに鯉もいるんですが、これらもすんごい傍までいます
 
こんな浅瀬ので来たら、座礁しそう(苦笑)

こんなに自然とすぐ傍まで触れ合えるウトナイ湖ですが、実は抱えている問題が・・・


それは鳥への餌やり

今まではひっそりとしていたマイナー観光地だったウトナイ湖も道の駅となって過去では考えられない多くの人が訪れるようになりました。

本来渡り鳥であるはずの白鳥が真夏でもいる事でも判るように、鳥たちが人に依存しつつあります。
渡らなくなったせいか、何かで読んだけど、ウトナイ湖の白鳥達を調べるとDNAも近いそうです(近親婚の可能性)

市では「餌をあげないで」と訴えていますが、道の駅とは関係ない一般の業者が勝手に有料の餌箱を置いていっているそう


業者曰く「観光客がスナック菓子や菓子パンを与える方が鳥たちには危ない。それを防止するためにも自分たちは穀類の餌をおいている」との事。
実際に観光客が与えたパンを白鳥が喉に詰まらせた事もあり、業者は再三の注意にも関わらず餌箱を撤去しないそうです。

新聞でも何度も取り上げられていますが、人間と鳥との関係を問うたびに堂々巡りになっている様子。

なので注意看板の傍にはこんなモノが・・・


「こいの餌」の餌と書いてあるけど・・・
 明らかに穀類(乾燥トウキビや押し麦)
これ鯉って食べるのかな~??
若いカップルなんかは買って餌やりしていたけど、明らかに白鳥が食いついているし(苦笑)

 目の前にはこんな警告看板




この美しい景観をいつまでも大切にしたいと思うのは誰もが一緒の事なんだけどねぇ

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2 コメント

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 (ずぅ)
2010-08-21 23:01:20
難しい問題ですね。
でも、
人間の勝手な考えが動物を困らせているのは事実…
深く考えたいですね…
返信する
難しいですよね・・・ (たれぞ~→ずぅさん)
2010-08-22 09:53:19
ずぅさん
コメントありがとうございます

ほんとに・・・・考えれば考えるほどどちらの言い分が正しいのか判らなくなりそうです。
でも業者の言い分ももっともの様で、実は利益というか私利私欲もあるのでは??とも思えてしまうし・・・

観光客一人一人がこの餌箱の意味を考えてくれればと思います。
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