![親のための応援塾の説明会で意見交換するPTA関係者(向日市・府乙訓総合庁舎)](http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2011/06/20110614110725rakup.jpg)
応援塾は、育児や小学校入学への不安などを解消してもらう場として、京都府PTA協議会が2007年度からスタートさせた。当初、3校だった乙訓地域の参加校は、10年度には全18校に拡大。栄養士が講師を務める給食試食会や図書館司書による絵本の読み聞かせ、こども110番の家を巡るパトロールなど、各校のPTAが保護者向けの交流企画を練り、実施している。
このほど向日市の府乙訓総合庁舎で開かれた教育局別説明会では、18校のPTA役員ら約80人が集まり、本年度の事業について意見交換した。長岡京市の長岡第五小の育友会のメンバーが、手作りの名刺を交換して交流を深めるゲームなど独自の取り組みを発表。参加者も実践し、「きょう、朝食は何を食べてきましたか」「ほっとする時はいつ」などと質問することで互いに打ち解け合うプロセスを体験した。グループ協議では、参加者から「入学を予定する子どもの情報把握が一苦労」などと意見も出された。
各校のPTAは本年度、複数回の応援塾の開催をそれぞれ予定しており、教員らの協力を得て準備を進めている。
今月初めには大山崎町の第二大山崎小でいち早く取り組みが行われ、運動会のプログラムに、玉入れなど就学前の子どもと保護者が参加する種目も盛り込み、地域住民と交流を楽しんだ。
【 2011年06月14日 11時11分 】
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