金箔うまく張れたよ 長岡京・児童ら伝統工芸や理科実験体験

2011-11-29 00:10:47 | 民 people
金箔を使った伝統工芸に挑戦する子どもたち(長岡京市友岡・乙訓高) 小学生に科学やものづくりの面白さを伝える「わくわく理科実験」が27日、京都府長岡京市友岡の乙訓高で開かれた。参加した児童たちは金箔(きんぱく)を使った伝統工芸を体験したほか、実験を通して物理学の基礎知識を学んだ。

 京都大と京都府教委が主催し、同市を中心に児童27人が参加した。まず截金(きりかね)職人である京都造形芸術大の池田香那弥非常勤講師が、糸のように細く切った金箔で文様を描く腕前を実演し、子どもたちは繊細な技法に感心していた。

 児童も、台紙に金箔を張る箔押(はくお)しや粉状にした金を振りかける砂子(すなご)に挑戦。極薄に伸ばされた金箔の扱いに苦戦しつつも作品を仕上げた。長岡第八小4年の横山音羽さん(10)=同市久貝=は「金箔をつかむのが難しかったけど、上手にできた」と満足そうだった。

 続いて、京大大学院の常見俊直研究員が理科実験を行った。金属球をぶつけ合わせて運動量保存の法則を証明する「ニュートンのゆりかご」や、光が持つ波の性質が分かる偏光板が登場し、子どもたちが自分たちの生きる世界で働いている不思議な力の一端に触れた。

【 2011年11月28日 09時09分 】

新装版 土門拳 自選作品集(クロス箔押し/輸送ケース付き)
クリエーター情報なし
世界文化社


最新の画像もっと見る

コメントを投稿