鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1016回】 駆け込み受注があっても・・・

2013年10月12日 | 住宅コンサルタントとして
最近、無性にお腹が空いてしまう、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

食欲の秋、恐ろしいですね・・・。
なかなか食欲をセーブできないので、運動をちゃんとするしかなさそうです・・・(汗)。

さて、おそらくはほとんどの住宅会社さんにとって、
2013年9月は過去最高の受注だったのではないでしょうか?

ご縁を頂戴している各クライアント様の9月の結果は、バラツキはありますが、
驚異的なクライアント様だと、例年の3倍以上の受注という先も出ており、
駆け込み需要があったことを確認出来た月でもありました。

当然、各社様は10月、11月と受注後の仕様決めなどの仕事に追われ、
かなり忙しい日々を過ごすことが予測されます。

しかしながら、駆け込み受注をいただけたからといって、油断したり気を抜かないようにお願いしています。

個人的な予想ですが、年明けからはかなりお客様の動きが悪くなるかと思います。
よってこの時期、忙しいのは分かるけれども何とかもうひと踏ん張りして、
市場に対して仕掛けていただきたいと思っています。

住宅会社における修羅場は、来年年初から起こります。
そしてそれは、消費税10%になる前に一時的に緩和されるでしょうが、しばらくは続くと思われます。

これからの時代、一昔前の勝ち組同士の戦いが始まります。
ちょっと前の競争とは異なる、レベルの高い争いがスタートするでしょう。

そんな中でも、しっかりと勝ち残って、家づくりを託して下さったお客様に対し、責任を全うし、
更に社員さんを雇用し続けなければなりません(非協力的な社員さんは別です)。

ですので、少しでも受注残を確保すべく、この秋は何とか走り切っていただきたいと思っています。

予想外の受注があると、人間、ついつい気を抜いてしまいますが、
何とかもうひと踏ん張りして、冬の時代に備えましょう。
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