鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2491回】 基礎をおろそかにすると・・・

2017年10月25日 | 住宅コンサルタントとして
営業マンになりたての頃、ほとんどの営業マンはロープレの必要性を理解できるので、
会社で決められたカリキュラムに沿ってロープレに取り組みます。

しかしながら、経験を積み、能力が上がって、結果を出せるようになると、
ロープレをする時間が無いとか、そもそも自分には必要ない、と思い込み、
ロープレをしなくなる営業マンが増えてきます。

そうすると、営業トークがパターン化したり、思考が硬直しがちになり、
いつの間にか歩留まりが下がってしまうのです。

要するに、ロープレという基礎のトレーニングを軽視した人が、
実力と受注棟数が比例しない、という事態に陥ります。

基礎練習が必要なのは、どの世界でも同じ。

料理人は道具を手入れし、野菜の皮をむき、米を研ぎ、出汁を取る。
プロサッカー選手は、インサイドキックで狙ったところにパスを出す練習を
一流の選手でもちゃんとやっています。

野球でいえば素振り、ティー打撃を黙々と皆、やっています。

でもなぜか、住宅や不動産の営業マンの中には、
大した実力も無く、人間力も低いのに、基礎練習をなめている人が結構いるのですね。

実力と結果が比例していない人には、ロープレを強制的に毎週やってもらうと、
自然と受注棟数が上がってきます。

基礎練習をおろそかにしてはいけないのです。

皆さんは、基本を忘れていませんか?
基礎トレーニングをちゃんと積んでいますか?
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