鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

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【4637回】 新卒を採用し、育成して組織をつくっていく

2023年09月10日 | 住宅コンサルタントとして

私、これまで何度阪神タイガースのファンを

何度辞めようと思ったか、数えきれません。

 

でも、辞められない。

 

それくらい、阪神タイガースが好きなのです。

 

今年、岡田監督になって、その采配も絶賛され、

今年、「アレ」に向かってラストスパート中ですが、

過去の2003年、2005年の優勝時と何が違うかというと、

チームメンバーが全然、異なるのです。

 

2005年の優勝後、低迷が続きましたが、

2000年~2010年過ぎまでは、FAで他球団の選手を獲得したり、

外国人の力に頼ったチーム構成だったのですが、

2013年頃からのドラフト指名する選手が活躍するようになり、

しかもしっかりと育成をしているのですね。

 

今、一軍のレギュラーをも見ると、レフトのノイジー選手以外、

野手は2013年以降、入団したプロパー選手ばかりですし、

ローテーションを守っている投手も西勇輝投手と

今年の現役ドラフトで獲得した大竹耕太郎投手以外、

全てドラフトで獲得し、育成してきた投手なのです。

(ちなみにリリーフ陣も外国人以外、全員プロパー)

 

チーム最年長は、骨折離脱中の梅野選手と西勇輝投手で

いずれも30歳そこそこという若さ。

 

すなわちこれからますますチームとして油がのっていくのです。

 

住宅業界でも、ヘッドハント会社を使ったりして

中途社員を中心に組織をつくっている会社もあります。

 

こういう組織だと、お金好きな社員さんが集まってきがちです。

 

会社の商品やマーケティングが時代に合っている間は、

組織の問題は表面化しませんが、

業績が芳しくなくなってきて社内の空気感が悪くなると

組織内の問題は一気に表面化するのです。

 

スタッフさんの教育・育成に時間はかかりますが、

今年の阪神タイガースのように、新卒を採用し、

自社で育成していく会社が、厳しい競争を制すると思っています。

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