鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4649回】 伝えたいことがちゃんと伝わっているか?

2023年09月22日 | 住宅コンサルタントとして

モデルハウスの来場数が伸びない会社によくあるのが、

 

「自社のモデルハウスが

ご近所さんや通りがかりの人に

モデルハウスと認知されていない」

 

ということ。

 

特に移動型のモデルハウスを展開している会社に

よく見られるケースです。

 

まずはこの建物が通りがかりの人に

一目でモデルハウスだと分かるようになっているか?

 

このモデルハウスが予約制なのか?

それとも土日祝はスタッフが常駐し、見学できるのか?

予約するにはどうすれば良いのか?

 

更にはこのモデルハウスの見どころはどこか?

どういう方が見ると参考になるのか?

 

お客様の目線に立てば、イメージできるでしょう。

 

開いているのか、閉まっているのかわかりづらい店舗に

自分の足は自然と向かいますか?

 

どんなものを扱っているのか分からない店舗に

入ろうと思ったことはありますか?

 

自分がお客様の立場だったら、

どういう店舗に興味関心を持ち、

どういう発信に価値を感じるのかを理解し、

自分と同じような感覚を持つお客様が

来場したくなるように発信内容を精査していく。

 

こうした基本ができていない会社は、

来場数が伸びなくても当然かと思います。

 

完成見学会の来場が少ないという会社にしても、

その見学会場の見どころが写真や動画と文字で

分かりやすくつたわっているのか?

 

どういうことで困っている方に来場して欲しいのか?

 

予約するにはどうすれば良いか?

 

こうした情報が発信されているか?

そしてターゲットとなる層に届いているのかを

まずはチェックすることが大切でしょう。

 

来場が少ないのは、

景気のせいでも人口が減っているからでもなく、

伝えなくてはならない情報が

ちゃんとお客様に伝わっていないケースが圧倒的に多い。

 

自分たちが伝えたいことがちゃんと伝わっているでしょうか?

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