私、スポーツは大抵好きですが、
バスケットボールとかバレーボールは疎いです。
ただ、バスケットボールのBリーグで
現在首位の琉球ゴールデンキングスが、
来場者数も収益性も非常に好調とのこと。
(日経MJの3月4日の記事より)
入場料収入で年間10億円以上を稼いでいるそうで、
Bリーグ2位の千葉ジェッツの倍近くの収入だそう。
ちなみにサッカーのJリーグですら、
年間10億円の入場料を稼いでいるのは
浦和や川崎といった、強豪チームだけに限るのだそうです。
なぜ、琉球ゴールデンキングスは
こんなにも入場者数が多いのか?
日経MJの記事を読んで私が感じたのは、
熱狂的なファンだけでなく、
初めて訪れる家族連れのお客様などのライト層にも
満足していただける環境をつくっておられることが、
来場数を押し上げているのかな、ということ。
家族連れのお客様が試合を見にこられた際、
ストレスを感じないよう女子トイレを
それまでの本拠地の8倍である150室用意した、とか
キッズスペースや授乳室も設けるなど、
お父さんお母さんがお子様連れで、
おじいちゃんおばあちゃんがお孫さんを連れてきても
楽しめるようなスタジアムになっているそうです。
こういう環境づくりって重要だよな、と私自身、思うのです。
例えば私、出張で全国あちこち行きますが、
夜、食事のためにいろんなお店に行くのです。
常連さんとお店の店主が仲良いことはいいのですが、
一見さんの居場所が無い、
もしくは一見さんが居心地悪く感じるお店ってあるんですね。
これだと常連さんが元気なうちは良いのですが、
常連さんは確実に年月の経過と共に来れなくなります。
一見さんを排除するような空気感があると、
お店の総来場は増えていかないのです。
このことを住宅会社も理解しておかなくてはなりません。
OB様が増えていき、コミュニティが出来ていく訳ですが、
例えばOB様感謝祭とかをやる時に、
古くからのOB様にとって居心地が良いのに、
新しいOB様からすればちょっと居心地が良くない。
そんなコミュニティにならないよう、
住宅会社のスタッフさんたちは配慮しなくてはならないのです。