もう何年も前から言い続けておりますが、
住宅会社の広告の効果はガンガン減っています。
特に若い世代の方は、広告を完全にスルーする方が多いです。
(逆に高齢な方ほど、広告や週刊誌、ワイドショーなどから
情報を収集する方の比率が高まる)
家を建てるお施主様の年齢は、
昔から20代後半から30代の方たちが圧倒的に多い。
住宅会社のターゲットとなる層の大半が
広告をスルーする、すなわち広告が効かないのです。
この現実を理解して、
住宅会社はマーケティングを組み立てる必要があります。
弊社のクライアント様の中で今期、
業績が抜群に良い会社の新規来場構成を分析すると、
新規総来場数に対して、ご紹介が何と51.2%もあるのです。
ちなみに地域一番店の住宅会社です。
WEBや紙媒体の広告を見てのご来場は、30%程度。
契約前も着工中もお引渡し後も、
お客様と真摯に向き合い、
お引渡し後もお客様とつながりを持ち続けているからこそ、
こうした結果が出ているのだと思います。
とにかくOB様の満足度がハンパなく高いのです。
逆にOB様紹介や業者様紹介が非常に少ない会社は、
必然的に広告に頼らざるを得ないため、
こういう時代に集客に大苦戦することとなるのです。
また自社の人となりを訴求し続け、
地域にファンをたくさんつくっているクライアント様の場合、
集客には全く困っておりません。
自社がSNSで発信し続けているものがコンテンツ化し、
コンテンツのファン、
それから自社に好感を持って下さる方が増えた。
結果、ファンになった方が家を建てようと思った時に
自社にアプローチして下さるという流れになるのです。
そして多くの方に認知され、ファンが多い会社が広告を打つと
その広告を見て下さるお客様が多いのに対し、
認知が低く、ファンが少ない会社の広告は見向きもされない。
これが現実なのです。
広告の力が激減していく中、
皆さんの会社はどうマーケティングを組み立てますか?