鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5023回】 たった1~2年間、真剣に取り組むだけなのに・・・

2024年09月30日 | 住宅コンサルタントとして
仕事で圧倒的な結果を出し続けている、
一流のビジネスパーソンの方とお話をさせていただくと、
若かりし頃に全てのことよりも仕事を最優先させ、
猛烈に仕事に打ち込んでいた時期が必ずあります。

その期間、たった1~2年程度。
(まあ、そこで仕事にバリバリ打ち込むことが日常となり、
以降もしっかりと量をこなすことになるのですが・・・)

たった1~2年、仕事に猛烈に打ち込んだか否かで、
ワークライフバランスが大事だの、
有給をしっかりと取りたいだの、
とりあえず適当に仕事をしてオフを楽しむだの、
なめ腐ったスタンスで仕事をしている人からすれば、
取り返しがつかない差をつけることが出来るのです。

お客様や働く仲間から必要とされる度合いや
成果や収入の面において、
それはもう圧倒的な差がつく訳ですね。

この1~2年、十分に遊べなかったことや
我慢したことなんて、
30代40代でその何倍も取り返せるのに、
この1~2年、何よりも仕事に打ち込む期間を
つくれない人が結構多いのですね。

悲しいことです。

私はお会いした方やこのブログでも
繰り返し言っていますが、
能力の差なんて、圧倒的な量をこなすことで
絶対に埋めることができるのです。

非常に競争が激しい分野世界一を狙う訳ではなく、
住宅業界で地域トップレベルを狙うのであれば、
本当に1~2年程度、仕事を最優先すれば、
すぐに実現できるのですが・・・。

ただ、この仕事に打ち込む期間は、
40代、50代になってからでは遅くて、
できれば20代のうちにやるべきなのです。

そして大事なのは、
猛烈に仕事に打ち込むことを決断するのは自分自身である、
ということです。

周囲がどれだけ言っても、
結局自分が「やる!」と決断しなければ、
何も変わらないのです。

私自身、25歳の時に
このままでは絶対に40代50代で通用しないオッサンになる、
と危機感を抱き、その時にとにかく

「月に2万円、本代に使う」
「本で学んだことを愚直に実践する」

ということを決めただけですが、
あの時のあの決断が無ければ、
今頃路頭に迷っていたと思います。

たった1年で良いので、
仕事の優先順位を1位にしてみませんか?

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