住宅会社の経営者は、
良い家づくりに真剣に取り組まなくてはなりません。
数ある住宅会社の中から、
命を担保に35年、40年というローンを組んで、
自社に家づくりを託して下さったお客様に、
建築中もお引渡し後も誠実に向き合い、
末永いお付き合いをしていく。
建物に何か不具合が生じた場合、
その対応を全ての業務の中で最優先に設定し、
お客様が快適に安心して生活できるよう、
お引渡し後もずっとお付き合いを続けていくのです。
また家づくりは自社だけで完結しません。
大工さん、設備屋さん、電気屋さん、板金屋さん、
塗装屋さん、基礎屋さん、建具屋さん、材木屋さんなど、
いろんな業種の職人さんやスタッフさんと協力しあい、
品質が高い家を建てられるのです。
きちんとした業者さんや腕の良い職人さんたちは、
建設会社同士で取り合いとなりますので、
そういう引っ張りだこの職人さんや業者さんに
自社の仕事を請けていただくためには、
こちらもきっちりとした仕事をし、
誠実にお付き合いをさせていただく必要があります。
こうしてお客様や職人さん、業者さんと
誠実なお付き合いをしている姿を見て、
自社のスタッフさんたちは、
自分たちの会社や仕事に
自信と誇りを持つようになるのです。
そして現状に満足せず、
常に進化成長するために積極的に学び、
学んだことを実践していく。
トップや上層部がそういう姿をスタッフさんに見せ、
背中で語り続けることで、
他のスタッフさんも学ぶ習慣が身につき、
会社がますます成長していく。
その結果、ますます自信と誇りを皆が持てるようになる。
スタッフ全員から自信と誇りが溢れ出ていて、
かつ皆、誠実でお客様の方をしっかりと向いて仕事をしている。
こういう会社をお客様は選ぶのです。
経営者の仕事は、こうした社員さんが
自信と誇りを持ってお客様の前に立てる会社をつくることです。
そうすれば、勝手に業績は上がっていくのです。