鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5024回】 自社のスタッフさんが、自信を持ってお客様の前に立てるような会社をつくる

2024年10月01日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社の経営者は、
良い家づくりに真剣に取り組まなくてはなりません。

数ある住宅会社の中から、
命を担保に35年、40年というローンを組んで、
自社に家づくりを託して下さったお客様に、
建築中もお引渡し後も誠実に向き合い、
末永いお付き合いをしていく。

建物に何か不具合が生じた場合、
その対応を全ての業務の中で最優先に設定し、
お客様が快適に安心して生活できるよう、
お引渡し後もずっとお付き合いを続けていくのです。

また家づくりは自社だけで完結しません。

大工さん、設備屋さん、電気屋さん、板金屋さん、
塗装屋さん、基礎屋さん、建具屋さん、材木屋さんなど、
いろんな業種の職人さんやスタッフさんと協力しあい、
品質が高い家を建てられるのです。

きちんとした業者さんや腕の良い職人さんたちは、
建設会社同士で取り合いとなりますので、
そういう引っ張りだこの職人さんや業者さんに
自社の仕事を請けていただくためには、
こちらもきっちりとした仕事をし、
誠実にお付き合いをさせていただく必要があります。

こうしてお客様や職人さん、業者さんと
誠実なお付き合いをしている姿を見て、
自社のスタッフさんたちは、
自分たちの会社や仕事に
自信と誇りを持つようになるのです。

そして現状に満足せず、
常に進化成長するために積極的に学び、
学んだことを実践していく。

トップや上層部がそういう姿をスタッフさんに見せ、
背中で語り続けることで、
他のスタッフさんも学ぶ習慣が身につき、
会社がますます成長していく。

その結果、ますます自信と誇りを皆が持てるようになる。

スタッフ全員から自信と誇りが溢れ出ていて、
かつ皆、誠実でお客様の方をしっかりと向いて仕事をしている。

こういう会社をお客様は選ぶのです。

経営者の仕事は、こうした社員さんが
自信と誇りを持ってお客様の前に立てる会社をつくることです。

そうすれば、勝手に業績は上がっていくのです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第5023回】 たった1... | トップ | 【第5025回】 商売繁盛... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事