ニュースピックスのＮｅｗＳｃｈｏｏｌ Ｍｏｖｉｅという番組の中で、
今、参加メンバーの営業力をトコトン高めるための
講義を見ることができます（有料です）。
その番組の中で、講師の方がおっしゃっているのが、
営業の世界には、オールドセールスとニューセールスが存在し、
オールドセールスは、もう通用しない、ということ。
圧倒的に成果を出し、
かつ仕事のやり甲斐を感じているニューセールスと、
成果が出なくてやり甲斐を感じていないオールドセールスの違いを
分かりやすく解説されていました。
オールドセールスとニューセールスの仕事の進め方の違いで、
講師が分かりやすく解説されていたのです。
そして圧倒的な成果を出している、
ニューセールスの取り組みをまとめたノウハウを
授業の形式で講師の方がお伝えしているのです。
その授業を受けた、一般企業にお勤めの参加者が、
わずか数か月で社内トップクラスの結果を出した、
という事例が紹介されていたりもしていました。
圧倒的成果を出すニューセールスになるための
「７つのＳ」という手法が、
この番組内で取り上げられていて、
それが現代の最新の知識である、というような
取り上げられ方をしているのです。
でも、このレベルのノウハウ、
私が最初に勤めさせていただいたメーカーには、
今から２０年以上前からあったけど・・・、
と感じてしまいました。
何なら、もっと高度なノウハウが社内にあって、
それを皆で共有してやっていたけどなぁ、とも
個人的に感じてしまいました。
私が所属していた、新規先を専門で開拓する部署は、
毎月、札幌に集まって全員の報告を聴いて、
事例やノウハウの共有をやっていました。
その中で本当にたくさんのことを
他の営業マンの事例から学ぶことができました。
私、見栄もプライドも無いタイプで、
とにかく学んだことはすぐに実践したくなるタイプで、
「こういう資料をつくって価格比較をすると・・・」
「納期がかかるライバル会社の場合、
見えないコストがこれくらいかかっている、ということを
こういう資料を制作してお客様に伝えたら、
価格が高くとも我が社の商品を使った方が、
結果、安くつく、ということが理解してもらえた・・・」
というようなことを教えていただくと、
そっくり真似させてもらって実践していました。
１９９０年代後半から２０００年代前半までの、
自分が勤めさせていただいた会社の、
北海道の支店内の雰囲気は、本当に最高でした。
あの雰囲気の中で仕事をさせていただけたこと、
改めて感謝の気持ちを持つことができました。
いろんなことを学ぶにあたり、
自分の身近にも探せば、良い事例が転がっているものです。
それに気づかず、外にばかり目が行きがちな方も、
個人的に多いような気がします。
自分のすぐ身近の方から素直に学ぶ習慣を身につけたいものです。
