できるビジネスパーソンは、
「お客様がどう感じるか?」
ということがビジネスの正解であるとわかっています。
何か具体的な提案を受けたり、
今のお客様の価値観や考え方について教えてもらったりすると、
「お客様はどう感じるのだろう?」
とお客様の視点でそれらを受け止め、考える癖づけができています。
ところが、できないビジネスパーソンは、
「今の提案、君はどう思う?」
「今の話、俺は理解できないです」
みたいに、自分がどう思うのか、という受け止め方をするのですね。
で、不思議なことに、こういう受け止め方をするビジネスパーソンに限って、
自分がズレていることに全くといっていいほど、気づけていないのです。
だからピントがずれまくって、結果につながらないのですね。
最近、クライアント様にお伝えしていることですが、
最近の若い方で結婚相談所でカップルが成立してから、
結婚を決めるまでの平均期間はメチャ、短いのです。
自分の価値観では、結婚を決めるまで半年とか1年は、
お付き合いをしてから決断するよな、と思うのですが、
そんなのは50手前のオッサンの価値観なので、
全くもってどうでも良い。
要は、今の20代、30代の方は、
SNSやネットで情報収集を徹底して集め、
DM等でやりとりしながら、相手の人柄を見極め、
実際にお会いした時に自分のイメージに近ければ、
すぐに結論を出す、という価値観だということです。
こういうポイントを押さえて、自社のマーケティングや営業を
組み立て直さなくてはならない、ということです。
商売において、自分がどう感じるのかなんて、どうでも良い。
お客様がどう感じるのかが、全てなのです。