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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3729回】 自分の物差しや価値判断基準は、ビジネスには不要

2021年03月16日 | 住宅コンサルタントとして

できるビジネスパーソンは、

 

「お客様がどう感じるか?」

 

ということがビジネスの正解であるとわかっています。

 

何か具体的な提案を受けたり、

今のお客様の価値観や考え方について教えてもらったりすると、

 

「お客様はどう感じるのだろう?」

 

とお客様の視点でそれらを受け止め、考える癖づけができています。

 

ところが、できないビジネスパーソンは、

 

「今の提案、君はどう思う?」

「今の話、俺は理解できないです」

 

みたいに、自分がどう思うのか、という受け止め方をするのですね。

 

で、不思議なことに、こういう受け止め方をするビジネスパーソンに限って、

自分がズレていることに全くといっていいほど、気づけていないのです。

 

だからピントがずれまくって、結果につながらないのですね。

 

最近、クライアント様にお伝えしていることですが、

最近の若い方で結婚相談所でカップルが成立してから、

結婚を決めるまでの平均期間はメチャ、短いのです。

 

自分の価値観では、結婚を決めるまで半年とか1年は、

お付き合いをしてから決断するよな、と思うのですが、

そんなのは50手前のオッサンの価値観なので、

全くもってどうでも良い。

 

要は、今の20代、30代の方は、

SNSやネットで情報収集を徹底して集め、

DM等でやりとりしながら、相手の人柄を見極め、

実際にお会いした時に自分のイメージに近ければ、

すぐに結論を出す、という価値観だということです。

 

こういうポイントを押さえて、自社のマーケティングや営業を

組み立て直さなくてはならない、ということです。

 

商売において、自分がどう感じるのかなんて、どうでも良い。

 

お客様がどう感じるのかが、全てなのです。


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