バルセロナの中華屋さんで食べたチャーハンの味が忘れられず、
日本に戻ってきてからその味の再現に取り組んでいる鬼山です。
もともと料理好きな私ですが、
それが更にエスカレートしている感じがします。
昨日、甥っ子夫婦が家に来るかも、ということもあり、
朝から海老の頭と殻で出汁を抽出し、
あめ色玉ねぎをつくって、そこにカレーのスパイス5種を入れ、
小麦粉ゼロでつくる特製バターチキンカレーをつくっていました。
更にラード牛脂でネギとニンニクを炒め、ネギ油をつくって、
そのネギ油でチャーハンをつくってみました。
バルセロナの中華屋さんの、あのコクのあるチャーハンは、
動物性の油をつかっているのではないか、と思ったので、
日頃はサラダ油でチャーハンをつくるのですが、
コクを出すために動物性の油でやってみたのです。
いつもの自分のものよりもコクは出たのですが、
まだ何かが足りない感じがします。
ネギ油の量の問題なのか、
そこにバターを加えてみても良いかもしれない、など、
いくつかの仮説が頭の中にあるので、
それを検証しながら、あの中華屋さんの味に近づけたいと思っています。
ちなみにチャーハンもカレーも、
甥っ子夫婦は美味しいと言ってくれていました。
(というか、言わせました)
料理をし、料理に凝るようになると、
このように勝手にPDCAサイクルを回すようになります。
これが仕事の面でも本当に有効だな、と思っていて、
個人的な感覚ですが、目分量で美味しい料理を手際よくつくれる人って
全員、仕事ができると感じています。
逆に全ての調味料を計測し、
レシピ通りに忠実につくることしかできない人は、
仕事の面でも応用が利かないような気がします。
料理と車の運転を見ると、
大体のその人の頭の回転の速さであったり
段取りの良さやPDCAを回せるかが分かる。
採用の面接の際にも使える、ちょっとした情報でした。